明けましておめでとうございます!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年もどうぞよろしくお願い致しますね。
今回はDTMを始める際に是非、知っておきたいDTM用語をご紹介します。
日常生活ではあまり使わない用語が出てきますので、分からなくなったらどうぞこの記事を思い出してみてください。
・DTM
まずDTMですがこれはDesk Top Musicの略称です。パソコンを用いて作曲することを指します。実はこれは和製英語なので、海外で言いたい場合はComputer Musicという言葉になります。
・DAW
DTMと似たような意味で捉えがちですか、DTMはパソコン上で音楽を作る事をいい、DAW(ダウ)はその作曲ソフトのことを指します。
Digital Audio Workstationの略称です。
studio one、Logic X、Cubase、Pro Tools、Ableton Live、等他にも沢山種類があるので、自分の環境に適したDAWソフトを探してみましょう!
・BPM
Beats Per Minute の略称で簡単にいうとテンポのことです。1分間に四分音符が何個入るかによってBPMが変わっていきます。秒針は因みに「BPM60」という事になります。
・MIDI
MIDIとはMusical Instrument Digital Interfaceの略称です。パソコンなどに音符を伝達するための統一規格になります。
「MIDIデータをください」と言われたら、この信号が打ち込まれたデータの事だと思ってください。
・MIDIノート
MIDIで打ち込まれた信号のことです。どのタイミングでどのくらい音が伸びて、など所謂音符の事を指している認識で大丈夫です。
・ベロシティ
音符の強弱です。強くその音を打った場合ベロシティは強く、弱く打った場合、ベロシティも弱く表示されます。
ここで注意なのですが、小さい音を出したいからベロシティを弱めるのと、ボリュームを下げるのはイコールではありません。
威力はそのままで小さく聴かせたい場合は、ベロシティを下げるのではなくボリュームを下げてあげましょう。
・クオンタイズ
指定した音符のタイミングの1番近いグリッドまで強制的に移動することです。
実際にMIDIキーボードでリアルタイムで打ち込んだ場合、機械人間でなければ大体グリッドからずれます。選択したMIDIデータを一括で、指定したタイミングの1番近いグリッドまで機械的に揃えてくれます。
かなり機械っぽくなるので、実際に弾いている感を出したい場合はしなくて大丈夫です。
・トラック
トラックは基本的には音色という捉え方でいいと思います。
基本的にインストゥルメント(楽器)トラックとオーディオトラックの2種類があります。
インストゥルメントトラックはソフト内で選択した楽器の打ち込んだ場所でMIDIデータが収録される場所です。
オーディオトラックはボーカルやギターなど生楽器を録音した際に表示する場所です。
・リージョン
データを打ち込んだり録音したりすると、先ほど説明したトラック内にブロックが出てきます。その領域の事を指す言葉です。
例えば画像ではトラックが4っつ表示されており、Toy Organのトラックの中のリージョンは5つあるということになります。
・パン
簡単にいうと音の左右の位置です。パンを右に振ると右から聴こえ、左に振ると左から聴こえます。単に右左だけではなく、「45度右から」など細かく設定できます。
パンを振る事によって音に広がりが出ます。是非、振ってみましょう!
・オートメーション
自動的に何かを実行することを意味します。数値の変動を記憶し、再生したときに自動的にその数値が指定した通り変化していきます。
分かりやすい例で言うと、音をフェードアウト(徐々に音量が小さくなり最終的に無音になる事)する場合は、どこからどこまでにかけて徐々に無音にしていくか、ボリュームのオートメーションをかけます。
他にも先ほど説明したパンにオートメーションをかけることもでき、右から左へ設定した範囲で音を移動させることが可能です。
エフェクト自体にかけることも出来るので、是非色々かけてみましょう!
・バウンス(ミックスダウン/書き出し)
これはプロジェクトデータを圧縮することを言います。プロジェクトデータのままでは違うDAW同士での共有はできませんし、取り扱いが難しくなります。
その為オーディオファイルに圧縮する必要があります。種類は何種類かあるのですが、よく使われるのはWAV(ワブ)ファイルとMP3(エムピースリー)です。
WAVデータは音質の劣化を防ぎつつオーディオデータ化出来ますが、その分容量が大きいです。
MP3データは音質の劣化は多少ありますが容量が軽いので、ネット上での使用や曲をただ確認する分にはこちらの方が取り扱いしやすいです。
大体この辺りの用語を理解していると、DTMをやっていく上で不便ないかなと思います!
ではこの辺で失礼します。
2024年もエンジン全開で、心を燃やしてやっていきましょう!!
DTM・作詞作曲コースの特徴
・業界での経験豊富な講師がマンツーマンレッスン。
・作詞作曲をしてみたい!その気持ちがあれば大丈夫。
・必要な機材はスクールに完備。 レッスン代だけで利用できます。
DTM・作詞作曲コースの詳細はこちら
無料体験レッスンはこちら