吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

ボーカルレッスンコースのブログ

童謡のすゝめ

あけましておめでとうございます!
2024年が始まりましたね!

ZIGZAG MUSIC SCHOOLにて
ヴォーカル講師をしています
すなこさなえ と申します。

いい一年にしていきましょう!

私も講師として
生徒さんたちの決めた目標を達成できるように
日々精進していきます!

童謡を歌い込むメリット

新年さっそくなのですが、
発声練習では良い発声で歌えるのに
曲になったらできない…
発声が活かせていない

なんてことはありませんか?

これを解消するために
お勧めしたい練習曲におすすめなのが
『童謡』です!!

私の経験ですが
昔、自分の歌い方(特に音程)に悩んでいた時に
『童謡』を歌い込んでいくと
不安定な音もしっかり狙って出せるようになりました。

いくつかおすすめの理由をあげていきたいと思います

その1. 間違いに気付ける

シンプルな作りの曲が多く
間違うとごまかしがききません

正確に音程、リズムをとる練習になるという点でお勧めします。
J-POPや洋楽ではテンポが速いものが多く
1音外したところで、自分自身では気づきにくいものです

しかし、童謡のシンプルなメロディの中で
音を外したり、音の響きが下がったりすると
自分自身で、その箇所を見つけやすいのです

『音がちがう』事に気づく事が最初の第一歩です

その2. 音の跳躍がすくない(曲によります)

※音の跳躍=音と音が離れていること


カエルの歌などわかりやすいのですが

🎵ドレミファミレド ミファソラソファミ…

と、隣同士の音が並んでいるのがわかります。
音は離れるほど音程をとるのが難しく
発声もむずかしくなるため
最初はこのような作りが多い曲がおすすめです。


その3. 表現をつける練習ができる

童謡はシンプルだからこそ

発声練習で覚えた歌い方や
テクニックを混ぜる事で
同じ曲でも聞こえ方が違います。

シンプルな楽譜をみて、
音楽はどんな構成になっているか
何拍子なのか、音の長さは…
どんな言葉を伝えたいのか

そんな事を考えながら、
決められた楽譜なかで
自分の思う解釈からでもいいので
歌ってみてください。

テンポが早いと
発声やテクニックを意識しても
流れて行きがちですが
ゆったりした童謡の中なら
気をつけてできると思います。

他にもおすすめの理由はあるのですが
3つくらいにしておきます

発声練習でできたことが曲になるとできなくなる理由

最終的にはこの曲が歌いたい!!
と思うのはとても大切です。

でも発声練習でできている事が曲になるとできない!と感じるのは
選んだ曲のリズムの速さや、音の跳躍が原因かもしれません。

発声練習で歌に必要な筋肉を鍛える

簡単な童謡で発声が活かせられるようにする

歌いたい曲を歌う

このような流れで練習するのも良いと思います。

コンコーネ、コールユーブンゲンなどの
声楽の有名な教本もありますが
何か曲を使って練習したい方へ向けて
書かせていただきました。

ちなみに私は
この童謡の魅力に気付き
童謡ばかり歌うライブを数年前から定期的に行っています。

『子どもたちにもライブを楽しんでもらいたい!』という
思いではじめましたが、
最近のライブでは大人の方がとっても多くなっているのです。
子どもの頃に聞いていたあの曲も
大人になってから聞くと、
またちがう良さに気づけるのだとか…





童謡ライブの様子
※この時は真夏で、夏にちなんだ童謡を沢山歌いました

『童謡』
皆様のレパートリーにいれてみてはいかがでしょうか?

2024年も
楽しい歌が沢山歌えますように!


すなこさなえでした🎵

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