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吉祥寺のボイストレーニングスクール
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ギター教室コースのブログ

第二回:縁の下の力持ちって本当?

カッティングってなに? ファンクギターの基本

ファンクギターの一番の特徴といえば、あの「チャカチャカ」「ジャッジャッ」といった軽快な音。

これはカッティングと呼ばれる奏法で、ファンクの代名詞とも言えるリズムギターのスタイルです。

やり方は、コードを押さえたまま右手でストロークしつつ、左手で音を止める(ミュート)というもの。

見た目は地味かもしれませんが、これがファンクのグルーヴを生み出す大事な要素。

リズムのノリを支える役割を果たしています。

しかも、カッティングはただの反復運動じゃありません。

16分音符で刻むときの右手の振り方や、ピックの当て方、左手の押さえ具合で、出てくる音が全然違うんです。

ちょっとした違いで、バンド全体の雰囲気すら変えてしまう。

それほど繊細な世界です。

目立たないけど、全体のノリを決める存在

ファンクでは、コード進行がシンプルなことが多いです。

ずっと同じコードを繰り返すこともあるくらい。

でもそのぶん、リズムや音の長さ、ミュートのタイミングを工夫して、聴いていて気持ちよくなるようなグルーヴを作る必要があります。

ファンクギターは、派手なソロを弾くよりも「全体の空気を整える」ことに全力を注ぐポジションです。

たとえるなら、目立たないけど味を引き締めるスパイスのような存在。

少しの違いで全体が引き締まり、逆に雑に弾くとバンド全体がヨレてしまうことも。

初心者のうちは「弾いていて地味かも?」と思うかもしれませんが、実はものすごく奥が深くて、バンドの心臓部とも言える大事な役割なんです。

次回は、このカッティングを実際にどうやって練習するか、フォームや右手の動きのコツを紹介していきます!

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