カッティングってなに? ファンクギターの基本
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ファンクギターの一番の特徴といえば、あの「チャカチャカ」「ジャッジャッ」といった軽快な音。
これはカッティングと呼ばれる奏法で、ファンクの代名詞とも言えるリズムギターのスタイルです。
やり方は、コードを押さえたまま右手でストロークしつつ、左手で音を止める(ミュート)というもの。
見た目は地味かもしれませんが、これがファンクのグルーヴを生み出す大事な要素。
リズムのノリを支える役割を果たしています。
しかも、カッティングはただの反復運動じゃありません。
16分音符で刻むときの右手の振り方や、ピックの当て方、左手の押さえ具合で、出てくる音が全然違うんです。
ちょっとした違いで、バンド全体の雰囲気すら変えてしまう。
それほど繊細な世界です。
目立たないけど、全体のノリを決める存在
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ファンクでは、コード進行がシンプルなことが多いです。
ずっと同じコードを繰り返すこともあるくらい。
でもそのぶん、リズムや音の長さ、ミュートのタイミングを工夫して、聴いていて気持ちよくなるようなグルーヴを作る必要があります。
ファンクギターは、派手なソロを弾くよりも「全体の空気を整える」ことに全力を注ぐポジションです。
たとえるなら、目立たないけど味を引き締めるスパイスのような存在。
少しの違いで全体が引き締まり、逆に雑に弾くとバンド全体がヨレてしまうことも。
初心者のうちは「弾いていて地味かも?」と思うかもしれませんが、実はものすごく奥が深くて、バンドの心臓部とも言える大事な役割なんです。
次回は、このカッティングを実際にどうやって練習するか、フォームや右手の動きのコツを紹介していきます!
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