ハローハロー
DECO MUSIC SCHOOLのモトダです。
色んな作り方

今回は、曲作りについてブログを書くよー。
僕はボイトレ以外にもギターや、作詞作曲等も教えています。
僕が担当している生徒さんで、曲作りのコツをお伝えして、制作の後押しをしている方がいます。
相談してくれる内容を含めてかい摘んで記していきたいと思います。
まず、制作するにあたって色んなタイプの人がいるのです。
いわゆる、詞先か、曲先か、メロ先か、オーソドックスなタイプで言うとこの3つかなと思います。
僕が初めて曲出来たのは、21歳の時。
大学3年生の時だった気がする。(もしかしたら22歳だったかも…笑)
最初僕は、曲先でした。
アコギやエレキギターでコードを鳴らしながらメロディーを乗せていく製法(製法って表現が合ってるのかな…笑)
これで出来た曲は10曲とかある程度は曲作りが捗りました。
詞を作るのが苦手な僕は、音の雰囲気で作るのが好きでした。
出来た曲にパズルのようにメロディーと歌詞を当てはめていく。
この曲が何を伝えたいのかを自分の中から出てくるメロディーや歌詞に身を委ねます。
メロディーが生まれるまで、そして、歌詞が生まれるまで、何日、何週間、何ヶ月、何年もかかる時もあります。
かと思えば、1日でメロディーも歌詞もほとんど出来上がる日もある。
制作脳の感覚やチャンスは僕の場合結構気まぐれです。
ジブリで、かの有名な久石譲さんは、毎朝決まったルーティンで作曲をするとのこと。
思い浮かんでも思い浮かばなくても、そのスタンスにまずは身を投じる。
それは今考えるとすごく大事なことだなと思います。
でも当時の僕はやはりその感覚やチャンスが訪れるのを待っていました。
悩んだら外!

僕のように曲先であるところまで制作をして行くと、気づくこと、ぶち当たることがあります。
それは、手癖と言われるもの。
知ってるコードや、コード進行、メロディを乗せていく癖、フレーズの癖、歌詞にしがちなワードセンスの癖。
とにかく癖!
というものにぶち当たります。
厄介です。
スランプ的なところはここに一つあると思います。
そこでたどり着いた制作の仕方は、メロ先製法笑。
これですね。
これはすごく画期的です。
前者は割と内的な自分の中に元々あるものから制作していく感じなんだけど、後者に関しては、外的環境から刺激を得て生まれるものが多い。
例えば、遠くから聞こえてきたお店の機械の音や、たまたま聞こえた誰かの話し声から聞こえたワード、看板のキャッチフレーズを目にした時や、どこの国の曲かもわからない曲のギターの音とか。
普段の自分では辿り着けない音やワードが外界には散りばめられています。
今はそんなスタイルで僕は作っています。
そんな事を続けてると、ギフト的な瞬間が訪れます。
気分が上がった時や、何気ないふとした瞬間に、メロディーが思い浮かんだり、さらに一緒に歌詞がセットで付いてきたり。
それを僕はギフトと呼んでます。
そこから、ギターのフレーズや、リズムや、オケを付け加えていきます。
そうすると、癖が出にくいのです。
自分の癖を通り越して出てきたメロディーに追いつくしかないから、勉強が必要になる時も多々あります。
頭の中にはこう弾きたいってフレーズがあるけど、今の自分には出来ないなど。
その場合は練習して出来るようにします。
そうして出来た音楽は自分の想像以上のものになりやすい。
それを常にワクワクしながら僕は生活をしています。
ぜひ今曲作りをしたくて悩んでる人、背中を押せる内容になっていたら嬉しいなと思います。
悩んだら外!
生徒さんにはそんな事を伝えています。
内に内にベクトルを向けるのはそのあと。
まずはきっかけを掴んで欲しいな。
と心から思います。
音楽は人の心を動かすもの。世界を動かすもの。
みなさまも、心に音楽愛を。