先月ぶりです。
水上です。
とうとう夏本番の兆しが見えてきましたね。
夏バテしてませんか??
今回は作曲や編曲においての「無音」の大切さを、説明していきたいと思います。
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空白を作る場所の例
音楽を作っていく上で「無音」というのは、怖いですよね。
音が何かしら鳴っていないと不安な人もいるはず。
しかしダラダラととりあえず音を鳴らしていても、退屈に感じたりメリハリがなかったり、ずっと平坦だな〜となってしまうのも事実。
急に空白を作れと言われても、どうすればいいかわからない人もいると思います。
そういう時はとりあえずサビ前を空白にしてみましょう。
実はサビ前に一拍、もしくは二拍、なんなら一小節、無音にしている楽曲は本当に多いです。
そして二回目のサビ前はクレッシェンドで盛り上げて入るなど、差別化を図っているパターンなどもあります。
アレンジの幅がこれだけでも広がりますね。
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実例を聴いてみよう
実際聴いてみないとわからない!!
っていうのはそりゃそうだということで、自分の曲で恐縮ですが、例をあげていきたいと思います。
一曲目、「優しい帰り道」ではサビ前一拍置いてあります。
優しい帰り道/ミズカミ。
またこの曲のBメロでは毎回三拍目で音を止めてます。
キメとも言えますが緩急がつきますね。
二曲目「契約」では一小節まるまる空きつつ、サビに向けてリバースシンバルを入れています。
契約/ミズカミ。
三曲目「くだんないけど、愛だったね」では同じくサビ前に一小節空けています。
こちらは別名義のバンドサウンドのプロジェクトの曲ですが、バンドサウンドでの例で出してます。
MEDAMAS/くだんないけど、愛だったね OFFICIAL MUSIC VIDEO
作曲でも同じく、ダラダラとメロディを繋げるのではなく、思い切って音を切ってみるのもアリです。
スッキリしフレーズごとメロディを捉えることができるので、耳に残りやすかったりします。
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最後に
いかがだったでしょうか。
意外と音が止まる事のスパイスが効果的だったことを説明させていただきました。
あなたのお好きなアーティストがどんな風に編曲しているか、とりあえずわかりやすくサビ前に注目して聴いてみるのもありですね。
作曲、編曲のテクニックの引き出しになれば幸いです。
ではまた来月!!
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