先月ぶりです。水上です。
暑い夏を超え9月に入りましたね。それでもまだ暑いですが。
皆さんは素敵な夏休み、お盆は過ごせましたか??
今回はトラック数が多いのに何だか楽曲の厚みが足りない方に向けて、少しアドバイスを送りたいと思います。
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トラック数って?
トラック数というのは楽器の数と思ってもらって構いません。
現代のDAWでは無限にトラック数を増やすことができるますが、昔は50くらいしか音を重ねることができませんでした。
今回トラック数が多いことが問題ではなくそのトラックって、楽器って、音って必要??という着眼点を持ってほしくて議題に上げました。
EQの活用
何か物足りないからと、シンセサイザーや色んな上物楽器を重ねまくって、結果ごちゃごちゃになり、かつどこかスカスカになってしまっている方も多く、最終的に3桁ほどトラックを重ねても、何か物足りないとなってしまう方が多く見受けられます。
音楽は引き算が大事なんて言葉も聞いたことあると思います。
ただ楽器を足してしまうといらない周波数だけが重なり盛り上がってしまいます。
その楽器の欲しい成分だけEQで処理し、それ以外はカットしてあげると、スッキリします。
1番わかりやすいのは、その帯域がどういう成分を含んでいるか調べるために大袈裟にピークを上げます。
そうするとどういう成分が鳴っているのかわかり、いる、いらないがハッキリします。
あとは全体のバランスを見つつ調整していきましょう。
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まずは3つのトラックを考えよう
楽曲制作を始める前に3つの楽器に注目しましょう。
それはバッキング(伴奏)、リズム(ドラムやパーカッション類)、ベースです。
まずその3つのトラックに加えて歌のメロディーのみに注力します。
その3つだけで楽曲を成り立たせるよう意識します。
バッキングにおいては歌の音域と被らないようにボイシングを考えるなど。
ベースとドラムの絡みはどうなのか。
バッキングのルートとベースが必要以上に重なっていないかなど考えましょう。
その後に上物、ストリングスや効果音、シンセサイザーなど重ねます。
その際も音域を気にしてあげる、いらない部分はEQでカットする、パン振りや同じ音でもエフェクターなどを使って、音の厚みを加えるなど工夫してみましょう。
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最後に
トラック数が多ければ多いほど処理が重くなり、DAWの動作も遅くなったりしますね。
今一度トラック数を見直してみるのもいいと思います。
それではまた来月!!
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