こんにちは!ZIGZAGの囃子匠です。
最近は一段と寒さが増してきましたね。
今月の私はイベント続きで、車や新幹線で県外へ出向く機会がかなり多くありました。
その中で、野外での演奏もいくつかあったのですが、やはり寒さは体にダイレクトに影響します。
気温が低いと声が思うように出なかったり、手が悴んでギターの細かいニュアンスがつけづらくなったり、ちょっとしたコンディションの差がパフォーマンスに出てしまうんですよね。
そういう時に改めて大切だと感じたのが、ストレッチやしっかりとした準備運動です。
体をあたためておくことで声の出方も変わりますし、指先の動きにも余裕が生まれます。
そこで今回は、日常のちょっとした時間でも取り入れられる「普段からできるストレッチ」についてお話ししていきたいと思います。
肩凝ってませんか?
まず取り入れてほしいのが、首や肩まわりのストレッチです。
ゆっくりと首を前後左右に倒したり、肩を大きく回したりするだけで、呼吸が深くなり、発声やギターのフォームが安定します。
呼吸を止めず、リラックスして行うのがポイントです。
次におすすめなのが、肋骨まわりを広げるストレッチ。
手を頭の後ろで組んで胸を開き、体を左右にゆっくり倒すだけで、横隔膜が動きやすくなり、声量や高音の安定につながります。
歌う人には特に効果的です。
歌う前や演奏前にも!
ギタリストには、腕から手首にかけてのストレッチも欠かせません。
手を前に伸ばして手首を軽く反らせたり、反対に曲げたり、手のひらを開いたり握ったりすることで、運指が滑らかになり、冷えによる動きの鈍さも軽減できます。
また、体幹をひねるストレッチも取り入れると、姿勢が整い、声の通りがよくなります。
椅子に座ったまま背筋を伸ばし、左右にゆっくりひねって深呼吸をするだけで、背中まわりがほぐれて呼吸が入りやすくなります。
最後に、毎日1分でできる簡単な声帯のウォームアップとして、リップロールなどの軽い発声を行うと、声の立ち上がりが良くなり、乾燥対策にもなります。
常に安定したパフォーマンスを!
こうしたストレッチや軽いウォームアップを日常の中に取り入れておくと、寒い季節でもパフォーマンスが安定しやすくなります。
移動中やちょっとした空き時間でもできる内容ばかりなので、ぜひ習慣にしてみてください!
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