早く冬にならないものか。朝。寒くなっても、布団から出られない、なんて事はない。東京の冬は、幾度重ねても春を想わせる。このまま冬が来なかったらなんて、不安になる。きっと今後、もっと暖かくなっていくんだろう。その内、季節にも心を削られて、私は水辺に還るのだ。
そういや最近、雨も降らない。水辺で暮らす生き物たちが心配だ。
ここまでにくしゃみが3発。
鼻水がポタリと落ちる前に、これを書き終えたい。
急がねば。
残された時間は、そう長くはない。
①ではメインで使っているギターを。②ではエフェクターとアンプを紹介してみた。
今回は小物にもスポットを当てつつ、少し難易度を上げてみる。
まずこちら。
BAE / PDI
ダイレクトボックス。
ダイレクトボックスとはなんなのか。まずは簡潔にそれを記したい。
基本的に音の電気信号というのはローインピーダンスで出力され、ハイインピーダンスで受けるというのが望ましい。
例えば、太いホースを途中で切って細いホースと繋げる。水を流し、接続部で受け切れなかった水は溢れる。
その溢れた水が、音でいうノイズや歪みになる。
ダイレクトボックスは、その接続部で、水が溢れ出ないように調整してくれる機械、と思って欲しい。
名前はダイレクトだが、機能としてはインディレクトな気がする。
そしてご覧の通りとても赤い。
ダイレクトボックスは全て赤いのだ。
これを気に入っている理由として、逆DIとしても使えるというところ。
リアンプ。レコーディングした音をインターフェースからアウトし、逆DIを通り、エフェクターを通り、アンプから再生され、それをまたレコーディングする。
ギターなどの楽器に関して用いれば、その演奏はミスをしない。音作りにゆっくり時間を割くことができる。
MIDIデータなどの張り付いた打ち込みサウンドに用いれば、好きなアンプで鳴らせるし、好きなマイクで録音ができ、空気感というやつを含ませることが可能だ。
DIがないと、アンプから出る音が大きすぎて、それはそれでいいのかもしれないが、中々、苦労してしまうことでしょう。
電源駆動タイプのDIでは、この接続は不可能。パッシブ出ることが条件の一つである。
とても信頼のおけるレコーディングエンジニアでありライブPAでありベーシストの先輩から、安く譲っていただいた。感謝。
ロジックなどのソフトシンセのドラム音なども、一個一個この方法を用いて録音し直せば、そこそこかっこいい音にはなるんじゃないだろうか。
一つだけ嘘がある。全てが赤ではない。
メーカーの自由を奪ってはいけない。
そしてお気に入りのこちら。
AUDIENT / iD44
オーディオインターフェース。
何より見た目で決めた。と言っても過言ではない。英国産というのもまた良し。
録れ音に関しては少し乾いた音という印象。再生に関してはまぁ価格帯相応ではないだろうか。
小さいUSB給電モデルも欲しいと思っている。
そしてマイクプリ。
AUDIENT / ASP800
8chのマイクプリアンプ。インターフェースとADAT入力することでインターフェースのチャンネルを4ch→12chに拡張できる。ドラムレコーディング用に購入した。
今回のトリを飾るのはこれだ。
FOCAL / SHAPE65
調べて驚いた。値段が倍になっている。1発14万。
モニタースピーカーとして優秀なスピーカーは色々あるが、音楽を楽しむためのスピーカーとしても併用できるものは少ないんじゃないだろうか。
低音域が見えやすい、高音域の優しい。
森の中で耳を澄まして、木の葉が風で擦れる音や遠くで流れる川の音。鳥が鳴いている。
あの感じに近い。
私が何を言ってるのか分からなければ、FOCALを買って聞いて、キャンプに行ってみるといい。
きっと何を言っているのかは分からないままだが、自分の言葉には置き換えられるはずだ。
スピーカーやイヤフォンから流れるものや楽器から鳴る物だけが、音や音楽ではない。
自然界や街の中にも、音や音楽が溢れている。
その一つ一つに耳を傾けて、楽しんで、この花粉の中を生き抜いて行こうじゃないか。
はぁ、疲れた。
今回はですますを使わず書いてみた。なんだか偉そうで、途中から嫌な気持ちになったな。
残念ながら鼻水はポタリと落ちてしまった。
ここまでにくしゃみを9発。
また。
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