こんにちは!イラスト講師のりえです。
今回は、誰でも一度は使ったことのある色鉛筆について、お話したいと思います!
色鉛筆のススメ
色鉛筆…というと、子どもの頃に塗り絵やお絵描きで使う文具というイメージが強いかもしれません。
ですが、色鉛筆はとてつもないポテンシャルを秘めている、立派な画材のひとつなんです!
一番の魅力は人を選ばない手軽さです。
特別なスキルは必要なし、子どもから大人まで誰でも思い立ったら今すぐ使えます。
絵の具みたいに水、筆、パレットなどの準備もいらず、持ち運びもしやすく、出したらすぐ使えます!
人を選ばず手軽というなら、ペンやマーカーも当てはまるのでは、と思うかもしれません。
確かに当てはまります!ただ、紙との相性に影響されやすいところがあり、滲みやすかったり、乾く前に擦ってしまい手や紙や汚くなる…なんてこともよくありますよね。
色鉛筆ならそんな心配はいりません。
また消しゴムである程度の修正が可能なのもうれしいポイントですね。
ほかにも色鉛筆でしか養われないもの、色鉛筆だからこそ良いことはたくさんあります。
あらゆる描画もおまかせ
ということで、色鉛筆のポテンシャルや魅力についていくつかご紹介します!
①削り方次第で表現が変わる
色鉛筆は、鉛筆削りで削る人も多いと思います。
鋭利に尖った状態の芯は、細く強く鮮明な線を描くことに向いています。
一方、もっと柔らかく太く使いたい…そんなときは、芯の先をあえて丸くしたり、斜めの断面になる状態にすると良いです。
鉛筆削りだと尖りすぎちゃう人は、カッターで自分で削ってみてもいいと思います。
自分の求める描き味や好みに合わせて、芯の状態を自在に調整できちゃいます。
➁筆圧のコントロール
弱く塗ると薄く淡く、強く塗ると濃く鮮やかに。
筆圧を繊細にコントロールできるようになると、重ね塗りはもちろんグラデーションなんかもきれいに塗れます!
あまりに強く力を入れすぎると芯が折れてしまうのもポイントです。
折れない範囲を感覚で覚えながら、強弱や濃淡をコントロールする力がつきます。
③混色がきれい
絵の具やマーカーは色を混ぜたり重ね塗りすると汚くなりがちで、きれいに仕上げるには知識とコツがいります。
色鉛筆の場合は初心者でも比較的きれいにできます。
上記の①、②を習得していれば、混色の表現の幅はまさに無限大です。
④豊かな色彩
色鉛筆本来の色数はもちろん、重ね塗りやグラデーション等の混色も含めると膨大な色数となります。
この繊細で山のような色彩を誰でも気軽に扱えちゃうのがすごいのです。
塗り絵はもちろん、イラスト、漫画、デザイン、風景画から抽象画まで、幅広いスタイルに対応可能です。
木の包容力
ここまで読んでくれた方は、色鉛筆の魅力を十分に理解してくださったと思います!
私個人としても色鉛筆が大好きで、上記にあげたポイントはもちろんなのですが…
実は私が一番好きなポイントは、木のぬくもりだったりします。
色鉛筆にはヒノキ科の木が使われていることが多いようです。
開けたときに優しく香ってくるあの木のにおいが、これから着色するぞ!という気持ちに寄り添ってくれたり、心を落ち着かせてくれる…そんな効果を感じます。
私だけかもしれませんが(笑)
本来の用途だけでなく、そういった木独特の包容力も色鉛筆の大きな魅力だと私は思います!
最近はタブレット等で絵を描く人も増えていて、アナログ画材は使わない人も多いかもしれませが、
これを読んでくれた人が「色鉛筆いいかも、久しぶりに使ってみようかな」と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
百均等でも手軽に購入できるので、ぜひ軽率に!色鉛筆を使ってみてください。
またスクールにも色鉛筆のご用意がありますので、塗り方のコツを知りたい方や、久しぶりにちょっと使ってみたいなーなんて方もOKです!
ぜひお気軽にお声がけください!
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