こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL のakitomoです!
ボイトレも、筋トレです。
歌声に必要なのは、総合力、バランスですが、今回は喉周りの筋肉をスムーズに動かしていくためのトレーニングについてのお話を。
さて、喉周りの筋肉ですが、勿論そもそも筋力がなければ動かしようがないので、筋力が足りない場合筋トレは勿論必要なのですが、筋肉がついていても、凝りやこわばりがあれば、動きを阻害してしまいます。
表から見えない部位なのでついふんわり捉えがちですが
普段の生活や運動をする時のご自身の身体をイメージしていただくと分かりやすいと思うのですが、喉周りも人間の身体の一部ですから、柔軟性が保たれていて、必要な時に必要な部分が反応して力が伝わる、健やかで快適に使える状態が理想です。
背中が痛かったり腰が痛かったり肩が固まっていたりする状態でスポーツは中々厳しいですし、寝起きや同じ姿勢で過ごしてガチガチに凝り固まった状態で突然走り出したら怪我しますよね。
筋トレをすることでその部位を動かすので、動かさなさ過ぎて凝り固まっている時に比べれば柔軟性も出てくるとは思いますが、やっぱり、ストレッチやマッサージで緩めることも、とても大切です。
というか、凝ってる人に関しては、ストレッチとマッサージ、本当に重要です。
特に頑張り過ぎてしまうタイプの方は、この凝りやつっかえがないか、注意深く向き合っていただきたいです。
凝りやこわばりのせいでうまく動かせなくて変なフォームでトレーニングをしてしまって、必要な筋肉に届かずうまく効果が出ないだけではなく、故障に繋がる可能性もあり、大変危険です。
これ、腕とか脚とかだとイメージしやすいと思うんですけど、喉周りの筋肉も同じです。違和感があったら一度立ち止まって下さいね。
あと、喉が痛い時や、喉に負担が掛かって辛い感覚があったら、お休みして下さい。
もし動き自体は正しくできていたとしても、炎症がある時は悪化して怪我になりますし、筋トレをし過ぎても回復が間に合わなくて結局育たないですし、その後体調崩してしまったり声を出せないくらいまで傷んでしまうと回復まで時間が掛かってしまって振り出しどころかマイナスになる場合もありますので、本当に勿体ないです。
そこで止まればまだ良いですが、最悪は声帯を傷めてしまったり、声が出なくなってしまうこともありますので、くれぐれも無理はしないでくださいね。
調子が悪いけれど練習をしていないと落ち着かない、という時は、呼吸のトレーニングをしたり、ストレッチだけにしたり、とにかく無理なくやってあげてください。
きちんと向き合ってケアしてあげながら、適切な負荷をかけてあげることが大切です。
そして回復するところまでがワンセットです。
今まであまり声を使ってこなかった方は、ハミングやリップロールで、先ずは起こしてあげる、使うことに慣れさせてあげるくらいでも充分です。
毎日短時間から、肥大させることを意識するよりは、日々使って慣れることから。
ウォーキング、最初5分10分で疲れてきちゃってたのが気付いたら2時間くらい余裕で歩けるようになってるあの感覚、発声でも起きますよ。
替えのきかない大切な喉なので
無理をさせ過ぎず、休憩も栄養や水分の補給も忘れずにしつつ、大切に鍛えていきましょう。
勿論、睡眠も大事です!
声に限らず大切なお身体ですので、1日活動したら、しっかり休息をとって回復するまでがワンセットですよ!
喉周りの筋肉も水分量も、寝ないと回復しないそうなので、なるべくしっかりとりましょう!(私もなるべくちゃんと寝るようにしたいと思います…)
吉祥寺のボイトレスクール「ZIGZAG MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!
