こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の堀山です。
担当コースは、ボーカルコース、ミックスボイスコース、アコースティック・エレキギターコース、弾き語りコース、DTM・作詞作曲コース、レコーディング・エンジニアコース、Youtuber・動画編集コースなど、主に活動を実際にしている方や、これからしていきたい方を中心にレッスンを行なっています。
2024年も終わりますが、変わらずカメラのお話しをしていきます。
今回は【レンズ選び】についてお話ししていきます!
前回カメラ選びについてお話ししたので、今回はレンズ選びについてお話しします!
なにを基準にレンズを選ぶ?
レンズ選びの前に知っておきたい基礎知識!
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラではさまざまなレンズを用いて撮影します。それらのレンズの違いを把握するためには、まずレンズの特性を表す用語と意味を知っておくことが大切です。ここからは、そうした用語の意味について詳しく解説します。
まずは焦点距離と画角。
焦点距離とは、レンズとイメージセンサー(フィルム面)との間の距離のことを示します。
焦点距離が短いほど被写体が小さく写って画角が広くなり、反対に焦点距離が長いほど被写体が大きく写って画角が狭くなります。
画角とは、レンズが撮影できる範囲の広さを示す角度のことです。焦点距離が短いレンズのことを広角レンズといい、画角が大きく、広範囲を撮影できるレンズです。
一方、焦点距離が長いレンズは望遠レンズといい、画角が小さく、遠くにある被写体を大きく撮影できます。
そしてF値(絞り値)です。
F値は絞り値とも呼ばれます。レンズから入る光の量を表す数値で、F値は焦点距離をレンズ口径で割ることで計算されます。
F値 = 焦点距離 ÷ レンズ口径
F値が小さいとレンズから入る光の量が多くなります。また、ピントの合う範囲(被写界深度)が浅くなるため、被写体の前後がボケやすくなります。
一方、F値が大きいとレンズから入る光の量が少なくなり、写真は暗くなります。
また、F値を大きくする(絞り込む)ことで被写界深度が深くなり、被写体の前後のピントが合う範囲が広くなります。
レンズの読み方
レンズの名称には、そのレンズの特性や機能を示す重要な情報が含まれています。そのため、しっかりとレンズ名称の意味を覚えましょう。
まず、レンズの名称は「28-150mm F/2-2.8」のように表記されます。
この場合、「28-150mm」は焦点距離、「F/2-2.8」はF値を示します。
以上が一般的なレンズに関する名称の読み方ですが、実際の読み方はメーカーやレンズの種類によって異なることがあります。そのため、使用する機材の仕様をよく確認することが大切です。
撮りたいイメージに合ったレンズを選ぼう
被写体によってレンズを使い分けるのも一眼カメラの醍醐味です。その際には次の2点を中心に、どのレンズにするか選ぶとよいでしょう。
- 被写体とレンズ特徴の組み合わせから選ぶ
焦点距離などのレンズの特性は、撮影する被写体やシーンによって何が適切かは異なります。
例えば、広い風景や場所を撮影する場合には広角レンズが適していますし、遠くの被写体の撮影には望遠レンズが適しています。何を、どこで、どうやって撮りたいのかをよく考えてそれに合わせたレンズを選びましょう。
- 重量など携行性も考慮する
レンズの大きさや重さは、カメラを持ち運ぶ際の負担や撮影時の操作性・機動力に影響します。特に長時間の撮影や旅行にカメラを持っていく場合には、軽量でコンパクトなレンズの方が便利です。
今回はレンズの選び方を紹介してきましたが、迷ってしまったら、カメラ・レンズのレンタルサービスというのがあります。レンタルサービスを使って、いろんなレンズを試してみて実際に自分に合うレンズを探すというのもとても楽しいと思います。
今回は【レンズ選び】についてお話しました。
僕のレッスンでは自分自身の経験を生かしながら、練習法だけではなく、音楽に関する全て考え方や、活動の仕方についても一緒に考えてアップデート出来たらいいなと思っています!
一緒に理想の音楽ができるようがんばりましょう!