吉祥寺のボイストレーニングスクール
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カラオケ教室コースのブログ

早い曲を歌うにはまず歌詞をローマ字に変換すべし!

こんにちは!ポップス・話し方コースを担当しております。加藤沙奈です♪
今日も楽しく、おすすめスウィーツや歌や話し方についてお話ししたいと思います٩( ᐛ )و
今回のテーマは
「早い曲を歌うにはまず歌詞をローマ字に変換すべし!」です

流行り曲は早い

昨今、流行りの曲はボカロをはじめ、人気の『YOASOBI』『Ado』など、
みんな高くて早い曲が多いですよねd( ̄  ̄)

音が高いのも、もちろん練習が必要なのですが
それ以上に気になるのが滑舌問題です。

メロディは基本的に母音にしかのらないのですが
私たち日本人の言語は母音と子音を混ぜて発音するなんともボヤッとした言葉が多く、、、。
母音も学校で習うものは『あ・い・う・え・お』の5つのみ。
(ヴァリエーションが少なすぎる_:(´ཀ`) ∠):
しかも特に発音記号的なものはなく、大変曖昧なものです。
だからコモってようが、クリアーだろうが「あ」と聞こえれば「a」と認識するのが
我々日本人(_ _).。o○
悲しい。。。悲しい。。。もっと細かく小学校とかで発音についてやってほしかった

日本語歌詞を素直に読んではダメ



本当は日本語たって慣用句によって読み方が違ったりするのに、
それを詳しくは教えてくれなかった。
例えば、歌詞にもよく出てきて、かつ、発音が違うものは

『あ り が と う』

こちら
『a ri ga to u』❌
とは、みんな言いませんよね!

正解は
『a ri ga to o』◎
実際は『ありがとぉー』って」言いますよね。
(文字で書くとなんか浮かれてる印象になってしまいますが・・・)

日本語的には『a ri ga to u』と言っても間違いではありません。
実際そう言っても通じますし、誰も何も指摘はしないですが、
心の中で違和感を受け、そして心にそっとしまいます。
(別に指摘することでもないし、関西の人はそういうし、まあいっか・・・とか思うはず)



ただ、これが、歌の表現となると
※いきものがかりの「ありがとう」作詞:水野良樹 作曲:水野良樹 の歌詞より

「ありがとうってつたえたくてぇ〜♪」

『a ri ga to uu tte tsu ta e ta ku te ee』 ❌
『う』で歌うと言葉がたどたどしく幼い印象に

『a ri ga to oo tte tsu ta e ta ku te ee』 ◎
『お』で歌うと耳馴染みがよく歌詞の内容がスッと入ってくる

このような差が生じてしまいます。
※細かくいうと、この『お』もはっきりとした明るい『お』ではなく少々奥まった『お』の発音が正しいと思われる。でも、明るい『お』でも『う』と発音するほどの違和感はないので許容範囲。←細かい(๑╹ω╹๑ )感想

この歌はどちらかというと、わかりやすい例だけれども、歌をうたうにあたって
母音を適切に発音できないというのは、結構ネックになってしまうのです。
特に早い曲!!
ちゃんと母音が意識できないと韻も踏めないし、メロディも曖昧になって、ギリギリ歌えているけど、ボヤっとしている、リズムもずれるし、説得力に欠けるという現象はコレが原因だったりします。

残念ながら、日本人特有の子音と母音が混ざった発音は歌においてはあまり活かせる場面がありません( ; ; )。。。
だから、歌詞は基本的にローマ字変換 ローマ字変換した後は曲を母音のみで歌えるようになったら
さらに良し!!◎

※いきものがかりの「ありがとう」作詞:水野良樹 作曲:水野良樹 の歌詞より

「ありがとうってつたえたくてぇ〜♪」

『a ri ga to oo tte tsu ta e ta ku te ee』 

『a i a o oo e u a e a u e ee』

こんな感じに、やってみて♪
慣れたら瞬時に変換できるようになるから

確実に上手になりますよ

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