こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLにてヴォーカル講師をしています
今回はレッスンを受ける時に大事にする事を三つご紹介します!
レッスンの受け方によって、1回のレッスンでの身につき方が変わっていきます。
今回は3つだけですが、もし実践していない事がある方は、ぜひ見ていってくださいね!
これからレッスンを始めるぞ!という方にとっても予習になればなと思います。
①講師のお手本中は講師に注目する
講師がお手本を歌っている時には、講師の声がどんな声か、どんな風に声を出しているか、
その後、自分が完コピで真似をするつもりで注目してください
やってはいけないのは、【講師の歌に自分の声を被せて歌う事】です!!
※↑この行動、めちゃくちゃやってしまいがちな事ですし、私も昔やっていました…
基本的には、集中できるチャンネルは一つと思ってください。
インプットする(講師のお手本を聞く)ときはインプットに集中する
アウトプット(自分が歌う)するときはアウトプットに集中する
同時にやってしまうとインプット時に受け取れる情報量が減ります。
その結果、自分がいざアウトプットする際に、少しの情報でしかアウトプットできなくなるのです。
別の意図がある場合は被せて歌う事もありますが、
講師が今お手本をやっているなと感じた時には、自分の動きを止めて『聞く、見る』事に集中しましょう!

②メモを取る
レッスン中、録画や録音をしている場合でも、メモを取ることをオススメします。
講師から受けたフィードバックを、その場で書くことで自分の頭の中でも整理され、記憶に残りやすくなります。
レッスン中は、複数の内容のアドバイスやフィードバックをされることが多いため、その時は「うんうん!なるほど」と思っていても、新しい情報が入ってくると、前の内容が抜けやすくなります。
復習は録音などを聞けばレッスン後にできますが、
レッスン中にその新しい情報を、また自分でアウトプットしていく作業をしようと思うと、この『メモ』があるだけで思い出しやすくなります。
※感覚で全部覚えてしまった方が良い方もたまにおられます。
メモを取る、取らないはどちらが自分に向いているか、試してみると良いと思います!
③違和感やうまくいかない事、わからない事を講師に伝える

講師からのアドバイスを元に、発声や歌唱をしていく中で、自分の身体の感覚の違和感や、言われた通りにできない点は、講師に伝えてみましょう。
講師は、外側からわかるもの、出てきた声でわかるものについてはアドバイスができますが、生徒さんが感じている事については、予想の範囲でしかわからない事もあります。
できない事はできない、わからない事はわからないと伝えるだけでも、
「これが上手くいかないなら、次はこれをやってみよう!」と、講師側も別の提案ができます。
もちろん、講師側も、その違和感や、やりにくさに気付ける事が大切だと思いますし、生徒さんが発言できる空気作りも必要だと思います。
私はよく生徒さんに「さっぱりわからなかったら、わからない!!!!と言ってくださいね」とお伝えしています。
まとめ
レッスンを受ける時に大事にすると、身につき方がかわる3選を書いてみました。
この限りではありませんが、
どうせレッスンを受けるなら、多くのことを身につけてやるぞ!!!!と思う方はぜひ実践してみてくださいね!
それでは今回はこの辺で!
今月も、楽しい歌が沢山歌えますように!!!
吉祥寺のボイトレスクール「ZIGZAG MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!