吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

キッズボイトレレッスンコースのブログ

発声練習の頻度について

こんにちは!

ZIGZAG MUSIC SCHOOLにて
ヴォーカル講師をしています
すなこさなえです!

今回は自主練(レッスン外での自主練習)
主に『発声練習』の頻度について書いていこうと思います!

発声練習をレッスン以外でもした方がいいのか

特に、月2回レッスンを受けておられる方は
どうしても、次回のレッスンまでに
間が空いてしまいます。

レッスンの時に
『このポジション、歌いやすい!』とせっかく見つけても
時間が経つにつれ、わからなくなってしまう方が多いのではないでしょうか?

それを無くすために、
発声練習の自主練が、とっても大切なのです!

一般的に、訓練していると3ヶ月で発声には変化があらわれると言われていますが
これは、自主練ありきのお話です。
正しいアプローチを繰り返し、体が覚えるから変化があるので
月2回レッスン”だけ”受けていても、なかなか変化は起こせないように思います。

発声練習の頻度・時間について

では、どんな頻度で発声練習を行えばよいのか

・週に1回を長時間で(3時間)
・週に3回を短時間で(10分)

どちらが効果があると思いますか?



答えは
週に3回を短時間(10分)です!
※30分〜1時間程度が理想ですが10分でもOK

なぜなのか

1.反復と定着のため

発声トレーニングは繰り返し練習する事で体に定着します。
脳と筋肉に覚えてもらう必要があるので
これを1週間に1回長く行うよりも、頻度を高くした方が良いのです。

2.声帯への負担が少ない
長時間の練習は、声帯に過剰な負担をかける可能性があります。
特に、まだ自分で加減がわかっていない段階では、喉を痛めたり、声が枯れてしまう事もあります。
短時間の練習なら、声帯に無理をかけることなく、練習ができます。

3.集中力の持続ができる
3時間集中し続けるのは困難です(私は無理です・・)
集中した状態で、しっかりと発声に向き合わないと、あまり意味がありません。

4.休息と回復を繰り返せる
発声練習で鍛えているのは、歌うために必要な『筋肉』です。
体の筋トレと同じ様に、休息と回復を繰り返す事で、筋肉が成長していきます。

上に書いたのは一般的なお話ですが
私自身の経験でも、短時間で頻度を高く発声練習をした方が効果がありました。
一週間に1回程度の練習をしている頃は、何が正しいのかがさっぱりわからないのと、上手く発声できずストレスばかりかかっていた気がします。

まとめ

今回は、自主練、特に『発声練習』について書きました。
発声練習の内容については、今自分に必要な呼吸法や発声方法で良いと思います。
わからない方はレッスン中に先生に聞いてみたり
ZIGZAGでは振り返り用の動画を撮影できるので、その動画を流しながら
もう一度自分でやってみるだけでも良いと思います。

一週間で3時間も練習しなくてもいいんだ・・



と思うと、気が楽ではありませんか?
最初は1日1分のリップロールやハミングからだけでも良いと思います!
歌う事、声を出す事をもっと日常に!!

ぜひぜひ実践して、自分の声の変化に喜んでください♪

芸術の秋!
今月も楽しい歌を、沢山歌えますように・・
すなこさなえでした。


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