こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLにて
ヴォーカル講師をしています
すなこさなえ と申します。
『キッズレッスンって、実際はどんな感じ?』『何をやって、どんな成果があるの?』と気になる方も多いと思います。
そこで今回は、実際に行っているレッスンの内容を一部ご紹介します。
個人レッスンなので、大人であろうと子どもであろうと、生徒さん一人一人の目標や目的に合わせ内容がそれぞれ異なります。
そして、あくまで、私のレッスンのほんの一部の紹介となります。
キッズレッスンを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
例1)自分で練習メニューを決める。ゴールを決めるレッスン
小学生低学年の生徒さんのレッスンです。
レッスンの始めには、講師と話し合いながら、自分でレッスンメニューを決めます。
ホワイトボードにレッスンメニューを複数書いて
ひとつひとつ、クリアできたら赤ペンでハナマルをつけます。
歌う事だけでなく、体操で音楽に合わせて身体を動かしたり、リズム遊びをしたり・・
疲れたら休憩を挟みながらゴールを目指します。
そして、自分の好きな曲を楽しく歌った後に、講師からのワンポイントアドバイスを元に、反復練習などもしています。
ひとつひとつのメニューの時間は短く、そして数は多く、様々なメニューで生徒さんが興味のあることを探ります。
『指導』という言葉にとらわれずに、生徒さんにとっての『楽しい』の繰り返しによって、歌や音楽のスキルが身についていくと良いなと思いながら進めています。
レッスンを受け始めた当初は音域も狭く、同じ音で歌い続ける事もありましたが、今ではしっかり音程ができ、裏声も使えるようになってきました。
例2)普段の喋り声を応用したレッスン
小学校低学年の生徒さんへのレッスンです。
レッスンの最初に普段の喋り声を使い、少しずつ声量を上げていきます。
最初は恥ずかしくて、小さい声でしか話せませんが、すこしずつ大きい声を出す事に慣れていきます。
また、一定期間同じ発声練習を繰り返し行い、少しずつ声を出しやすい体を作っていきます。
その中で、声に変化があれば、その日の調子に合わせた練習を足していきます。
反復する事で身に付く事もありますし、生徒さん自身も『これはいつも同じだからできる』と思う事があると自信にもなります。
出来ない事ばかりだと、楽しくないですからね。。
レッスン中に新しい曲の音取りを一緒にしたり、楽譜についても触れていきます。
長く継続されていて、最初は耳をすまさないと聞こえない歌声だったのが、今では力強く歌えるようになりました。
まとめ
今回は小学校低学年の生徒さんのレッスンを二つご紹介しました。
でも、もっとあるのです!!
というより、生徒さんそれぞれに目的や個性が異なるので、レッスンの進め方や練習メニューもそれぞれ違います。
小さいお子様でも、オーディションに受かる事が目的なら、そのために今できることを行うこともあります。
また、キッズのレッスンは成長や変化も大切ですが、そのためにも『楽しい』と感じられるように意識しています。
楽しいレッスンだから続けられるものだと思うので、
生徒さんそれぞれが、何が楽しくて、何が苦手なのかを探りながら、毎回『楽しかった』『頑張った』と感じられるレッスンを心がけています。
こうして継続することで、成長や変化が現れるものだと思います。
ぜひ、キッズレッスンにご興味のある方は、体験レッスンを受けてみてください。
それでは今回はこの辺で!
今月も、楽しい歌が沢山歌えますように!!!