皆さん色々なご事情で声優コースに通って下さっていますが、
意外にも多いのがメインで他の養成所に通いながらという方。
「メインの養成所は人数が多く1人の発表の時間が短いからその補足として」
「苦手な部分を自主練で克服する為」
「養成所では台詞の練習は多いけどナレーションをほとんどやらないのでそれをここで」
といった具合でしょうか。
さて今回は、
何十人といるクラスの中、どうやって自分を覚えて貰うか=自己アピール な訳ですが。
誰もが次のレッスンから簡単にアピール出来、
継続する事で確実に覚えて貰える方法が”二つ”もあるので教えちゃいます。
一つ目が【発表の際、一番に手を挙げる事】
二つ目が【必ず最後に質問をする事】
まず一つ目の【発表の際、一番に手を挙げる事】ですが、
これは二番では意味がありません。必ず一番です。
もしこの方法を実行している生徒が他に既にいるとしたら、
次回から大きな声で「はい!!!」と一番争いをして下さい。
一番でなければならない理由はいくつかあるのですが、ひとつだけお伝えします。
二番目以降に発表する人は一番のあなたの出方を見て続いて発表してくる事になるでしょう。
一番であるあなたが流れを作ったのです。
継続出来れば手を挙げなくても、講師や周りの生徒の頭に先ず浮かぶ人物となるでしょう。
二つ目の「必ず最後に質問をする人」
最初は簡単な質問でも良いです。
せっかくのレッスンなので必ず何かを持って帰りたい、
という強い思いがあれば自然と質問は出てくるものでしょう。
誰も質問しないし、こんな事聞いちゃって変に思われてもな…。
なんて考えちゃダメです。
一番に手を挙げる事が出来ていれば質問だって簡単です。
どちらも必要なのは【勇気】ですよ。
例えば
「先生の好きな劇団は?」
「芝居以外の時間は何をして過ごす事が多い?」
とかそんな事からで良いんです。
慣れてきたら質問と一緒に自分の考えを付け加えてみたりすると面白くなってきます。
興味も無いことを無理に聞き続けるような事はせず、
【質問力】をつけて先生から面白い話を聞き出してみて下さい。
これも継続すれば、先生と生徒という関係から、
人と人の関係に深まっていき、講師に覚えて貰う事ができるでしょう。
簡単な事ですが、やっていない人が本当に多い!
今すぐ変わりたい方。上記二つのポイントは必ず毎レッスンやってみて下さい。
必ずクラスでの見られ方が変わってくるはずです。
現場からは以上です。