こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の堀山です。
担当コースは、ボーカルコース、ミックスボイスコース、アコースティック・エレキギターコース、弾き語りコース、DTM・作詞作曲コース、レコーディング・エンジニアコース、Youtuber・動画編集コースなど、主に活動を実際にしている方や、これからしていきたい方を中心にレッスンを行なっています。
今回は【歌と筋トレ】についてお話ししていきます!
歌に筋トレって必要か?という論争はずっとあります。
結論から先に言うと僕は必要だと思います。
歌はもはやスポーツです。莫大なエネルギーが必要です。
呼吸、姿勢、体力、これらすべてが歌のパフォーマンスに直結しています。
今回は、歌と筋トレの関係、具体的なトレーニング内容、そして注意点についてご紹介します!
歌と筋トレの深い関係

歌にとって筋トレが役立つ理由は主に3つあります。
まず、呼吸の安定。腹筋や背筋、横隔膜まわりの筋肉を鍛えることで、息を長く・強く・コントロールしやすくなります。
次に、姿勢の改善。体幹や背中がしっかりすると、胸が開きやすくなり、響きのある声が出しやすくなります。
そして体力強化。ライブや長時間の練習でも疲れにくくなり、コンディションをキープしやすくなります。
歌に効果的な筋トレメニュー
声を出すのに必要な筋肉は「大きくする」というより「正しく使えるように整える」ことが大事です。
特に効果的なのは以下のトレーニングです。
- 体幹(腹横筋・腹斜筋)
▷ プランク
• 方法:肘とつま先で体をまっすぐ支える
• 時間:30秒〜1分 × 2〜3セット
• 効果:腹横筋・腹斜筋・背筋をバランスよく鍛えられる - ▷ サイドプランク
• 体の横を支える → 腹斜筋(息のコントロールに◎) - ▷ デッドバグ
• 仰向けで手足を交互に上下。腹筋の深い部分(インナー)を刺激できる
• 腹筋まわり(腹圧強化):ドローイン、ヒールタップ - • 背筋(姿勢保持)
▷ スーパーマン
• うつ伏せで手足を浮かせる(背中で反る)→ 背筋全体をバランスよく - ▷ ヒップリフト
• 仰向けでお尻を上げる → 脊柱起立筋+骨盤の安定にも効果 - • 有酸素運動(スタミナ)
▷ ランニング or インターバルウォーキング
• 20分〜30分を週2〜3回
これらを週2〜3回のペースで、無理のない範囲で継続すると、声の安定感が確実に変わってきます!
筋トレの注意点とポイント

筋トレは正しい方法で行えば効果的ですが、やり方を間違えると逆効果になることもあります。
特に注意したいのは
・力みぐせがつかないようにする:筋トレは力みながら行うものが多いので、必ず歌につながる意識を持って行ってください。
• 過度な筋肥大は避ける:特に首・肩・胸に筋肉がつきすぎると、喉が締まりやすくなります。
• フォームを大切に:姿勢が崩れると首や腰に負担がかかり、発声にも悪影響。
• トレーニング後の声出しは慎重に:疲労が残る直後の発声は、喉を痛める原因になります。
• ストレッチも忘れずに:筋肉が柔らかく、しなやかであることも、歌う身体には必要不可欠です。
筋トレは、声を育てる「土台作り」。ただ鍛えるだけじゃなく、歌うための身体の使い方を意識することで、より自由な表現力が手に入ります。
歌の上達に伸び悩んでいる人も、身体からアプローチしてみると新しい発見があるかもしれません!
僕のレッスンでは自分自身の経験を生かしながら、
練習法だけではなく、音楽に関する全て考え方や、活動の仕方についても一緒に考えてアップデート出来たらいいなと思っています!
一緒に理想の音楽ができるようがんばりましょう!
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