こんにちは!ZIGZAG MUSIC SCHOOLのミズハシです!
こんな風に思ったことはありませんか?
「音痴で悩んでいる…」
「人から音痴って言われてしまった…」
実際にスクールでも、そんなお悩みを持つ生徒さんは少なくありません。
でも、“音痴”ってそもそも何でしょうか?
根本的には「音が合わない」状態を指します。
そして、その背景にはいくつかの原因があるんです。
・メロディ(目的の音)が想像できていない
・自分の出している声を正しく聞けていない
・音を外すのが怖い
・色々な音域を出すことに不安がある
今回は、実際にレッスンでどんな風に改善しているのかをお伝えします。
音が外れる“瞬間”を見つける
「音痴かも…」と思っている方でも、発声そのものはできています。
ですが、課題曲などを歌う中で 急に音が外れてしまう瞬間 が出てくるんです。
レッスンでは、そのタイミングを一緒に確認します。
「今音がずれたけど、さっきと何が違った?」と細かく話しながら調整していきます。
多くの場合は “聞けていない” ことが原因なので、まずは1音ずつチューニングしていきます。
「そう!思っているより高かったですね(低かったですね)」と鍵盤を慣らしながら、私も声を一緒に出しながら、確認して進めることで、感覚が整っていきます。
響きを感じてみる
音の高さを正しくつかむためには、「響き」を体で感じることも大切です。
こんな練習をしてみましょう。
口を閉じて「んー」と声を出す。
(口はぎゅっと閉じずに軽く。「フーン」と適当な返事を返す時の感じです。)
鼻がブルブル振動しながら音が鳴る感覚を探してみてください。
低音〜中音は鼻に、高音は眉間に響きを集めます。(高音は口を閉じながら「美味しい〜」と高い声で言うと高音域が眉間に響くのがわかりやすいです)
こうすることで、自分の声がどこに鳴っているのかを確かめながら音程を取れるようになります。
思い切って大きな声を出す
音程が安定しない方の多くは、声が小さかったり、不安でためらいがちだったりします。
まずは お腹からの呼吸 を意識して、大きな声を出してみましょう。
(胸から呼吸を出すと浅くなっているのでお腹から吐く!)
「音が取れなかったらどうしよう」
「間違ったらどうしよう…」
と考えすぎると、さらに息が弱くなり、声が不安定になってしまいます。
音痴改善の第一歩は、 勇気を持って声を出すこと です!
音痴は“治せる”!
音痴は「才能がないから」と諦めるものではありません。
多くの場合、耳と声のチューニング、響きの確認、思い切り声を出す勇気で改善できます。
音痴改善の第一歩は、「声を出す → 自分の声を知る → コントロールする」 この流れです。
怖がらずに、一緒に一歩を踏み出してみましょう。
歌はもっと楽しくなるはずです!
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