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プロボーカルレッスンコースのブログ

音大音高受験の聴音、ソルフェージュについて

こんにちは!

今回もブログにようこそ!笑

最近、インフルエンザや風邪が流行っておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は11月に風邪をひきまして、復活するのにまだ時間がかかっております…。
気をつけていきましょうね!

さて、前回は高校受験についてお話しさせていただきました。

前回は実技について取り上げましたが、今回は実技以外のソルフェージュ、聴音について取り上げます。

この2点はかなり対策が必要です。

聴音

聴音は、音を正確に譜面に起こすことができるかを見ます。

単旋律(8小節)、複旋律(8小節)、四声体(8小節)の3つを行います。

単旋律に関しては、最初と最後の1小節は割と簡単なことが多いので、そこだけは絶対に譜面に起こすようにしましょう。

複旋律は二声同時に弾かれることに加え、リズムも複雑なのでかなり苦手でしたが、まずはどちらかの声部を追って音を取ることが大事ですね。

四声体は同時に鳴り響く四声の音を確実にとっていかなければならないので、混乱すると思います。

いっぺんに和音を聞こうとするのではなく、まずは落ち着いてソプラノかバスにしぼって聞き取ることが大事だと思います。

私の経験上慣れていない時はソプラノからとることをお勧めしますが、慣れてきたらバスから取る方が良いと思います。

理由は明確にあるのですが、文章でお伝えするのはかなり難なので、レッスンで実際にバスから取ると良い理由を体験していただければと思います。

ソルフェージュ

ソルフェージュは、楽譜を正確に読む力があるかを見るものです。

大体は譜面を配られ、30秒から1分を目安に黙読し、その後試験官の前で歌います。

大体は8小節の譜面です。

まず最初にやることは、拍子を確認し、調号を読み調性判定をします。

その後、ざざっと8小節読み進めましょう。

大体3〜4小節目と、7〜8小節目が難所なのでそこを重点的に読みましょう。

ここが重要ですが、試験官の前では必ず見えるように指揮を1小節分空振りしてから歌いましょう。

少し前の時代までは指揮を振らなくても問題なかったようですが、今は指揮は必須です。

最後に

今回はいつも以上に専門的なお話になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

私は中学受験のためにソルフェージュ、聴音を始めましたが、最初の2年ぐらいは正直コツを掴めず苦戦した覚えがありますが、コツを掴めるとどんどん音が取れるようになるので今となっては好きです。

正直、近道などなく慣れですから、毎日コツコツ取り組むべきですね。

身体的、精神的に体調が悪い時は音を全く聞き取れなくなる、譜面が読めなくなることがよくありますから受験生の皆さんはそのような日に試験があることも想定して、どうしていけばムラがなく毎回音が取れるか譜面を読めるようになるかも模索しながら訓練してみてください。

ではまた来月!
ご拝読ありがとうございました!


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