ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の堀山です。
姉妹店の DECO MUSIC SCHOOLでも講師を担当しております。
担当コースは、
ボーカルコース、
プロボーカルコース
DTM・作詞作曲コース、
レコーディング・エンジニアコース
動画・編集コース
など、主に活動を実際にしている方や、
これからしていきたい方を中心にレッスンを行なっています。
前回、歌や声についての話をしましたが、
今回から内容をガラッと変えまして、
撮影、カメラについてのお話をしていこうと思います。
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なぜカメラの話?と思われるかもしれませんが、
ZIGZAGには素敵な先生がたくさんおり、歌や声のお話についてのブログもたくさん書かれています。
僕自身も勉強になることがたくさんあり、なるほど、、、と。
その上で、僕が皆さんに伝えられることはなんだろうと考えた時に、
音楽以外で活動している写真、映像の分野のことについてお伝えしようと思いました。
ZIGZAGでも動画・編集コースが新設されて受講される方がかなり増えています。
今の時代、動画というものが当たり前になってきて、誰でも撮れて、誰でも作れるようになりました。
それでもやはりハードルが高かったり、うまく撮れない、どうやったらオシャレに撮れるんだろう?
と悩まれてる方は多いと思います。
その悩みを少しでも解消できるようなブログになればいいなと思います。
今回は撮影する時の心構えについてお話ししたいと思います。
まず初めに、カメラ(スマホ)を構える時、特に「人」を撮る時にとても大切なことがあります。
それは「写真・動画を撮ろうとしない」ことです。
いきなり矛盾したことを言ってすみません。
ただとても大事なことのなのです。
![](https://zigzag-music.jp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4993.jpg)
まず、「撮る」ことは皆さんにとってどういうことでしょうか?
思い出だったり記録だったり、残しておきたい時に「撮る」ことをすると思います。
その時は写真、動画ではなく残すという思いでカメラを向けていると思います。
それが写真・動画になった途端、写真・動画を撮ることが目的になってしまいます。
行動には必ず目的があって成立するものですが、
「撮る」行動はその目的が別のものに置き換わってしまいやすいので、先にこの話をしました。
次に、例えば自分が撮られる時を想像してみてください。
カメラを向けられると緊張しませんか?
僕はとても緊張します。いまだに慣れません。
親交が浅いほど緊張すると思います。
人は何かを向けられると本能的に呼吸を止めて緊張してしまうそうです。
「カメラを向ける=緊張する」と考えましょう。
僕は「撮る」ことはコミュニケーションの一つだと考えていて、カメラは極力を構えません。
まずは会話から始めて、なんとなーく机の上に置いたりして少しずつお互いの緊張をほぐしていきます。
なんとなーく撮影を始めて、写真の時はほとんど歩いたり喋ったり、
室内だと座って喋って気がついたら終わりましたというくらいの撮影を心がけています。
皆さんも自分が緊張した時、相手が緊張している時どんな行動をするのか。
それを撮影の時にもぜひ行ってみてください。
あと、もう一つとても大事なことです。
カメラを構えながら極力笑顔で撮ってください。僕は特にスマホで撮るときアホみたいに笑って取ります。
常に不安を取り除いて安心してカメラの前に立てるように環境作りに全力を注ぎましょう。
![](https://zigzag-music.jp/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4995.jpg)
では一人で撮る時はどうでしょう。
歌ってみたやSNSなどでの弾き方り、VLOGも最近はよく見かけますが、その時は緊張などはどうでしょうか?
さほど感じていないかと思います。所謂自撮りは撮る、撮られる人が「自分自身」なので一人でいる感覚に近いと思います。
そこがとても重要で、自撮り等の撮り方で撮られた写真、動画を見ている側は
「覗き見感」がとても強いです。その「覗き見感」がいまのSNSのトレンドだったりしますよね。
一人で撮る場合、環境作りと同時にどう見られているか、どう見せたいかをしっかり考えていく必要があります。
それによって受け取る印象がガラッと変わります。
例えばSNSなどでの弾き方動画を例に考えてみましょう。
まず自分がその動画をいつどんな時に見ますか?
朝の通勤・通学だったりお昼休み、帰り道やお風呂の中、寝る前の布団の中など様々な場所、環境があります。
自分の出す動画をどんな時に見てほしいか。どんな人たちに見てほしいか。
その上でどんな撮り方をするかを考えていきます。
実際のレッスンでは生徒さんと話し合いながらその部分をしっかり決めていきます。
「撮る」ことに「目的」はとても大切です。
撮影を行う前に改めてそこを考えてみたり、その視点で写真、動画を観ると新しい発見やヒントが見つかるかもしれません。
まずは自分がどんな写真、動画が好きなのか、撮りたいのか、そこを研究してみましょう。
今回は撮影する時の心構えについてお話しましたが、
次のブログでは具体的な撮り方や、ちょっとしたテクニックについてお話ししていこうと思います。
僕のレッスンでは自分自身の経験を生かしながら、
練習法だけではなく、音楽に関する全て考え方や、活動の仕方についても一緒に考えて、
アップデート出来たらいいなと思っています。
一緒に理想の音楽ができるようがんばりましょう!
※写真は僕が普段使っているカメラと撮影したポートレイト写真です。
ミックスボイスコースの特徴
![](https://zigzag-music.jp/wp-content/uploads/2022/07/voiceactor5.jpg)
・担当制講師のマンツーマンレッスン ボーカルレッスンなども一緒に可能
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