今月は地元仙台のラッパー仲間と山梨県の甲府市に、修行をしにいったのでそれについて書こうと思います。
ラッパーの田我流さんに会いに
田我流というラッパーをご存知でしょうか?知らないよという方は、是非検索して音楽を聞いてみてください。最高です。
HipHop界のスーパースターの一人なのですが、自分は田さんの2008年にリリースされた1stアルバム「作品集Just」の頃から交流があります。
当時MIXIというSNSに「交通費もギャラもいらない!お前の家に泊めてくれて1杯のラーメンでもご馳走してくれれば全国どこへでも行ってLiveをカマすぜ!」といった内容の投稿があり、自分は仲間とメッセージを送ってみました。
本当に田さんは仙台に来てくれて、Liveをしてくれました。
自分たち主催のイベントはクラブもパンパンで大いに盛り上がりました。
そこから数年にかけて、計4回仙台に Liveで来てもらう中で田さんはどんどん人気になっていきました。
数年ぶりにお会いしたのですが、当時と変わらずフランクに接していただいてその立ち振る舞いも凄く勉強になりました。
Kendrick Lamarも「Be humble!」謙虚になれ!と言っていますがまさにそうですよね。
大事です。
ラップの極意
修行の中で、田さんにこのスクールのことも説明しどうやったらラップはうまくなりますか?と聞いたところ冗談ではなくたぶん本気で「ラップやHIP HOPはvibeだ!」と仰ってました。
vibeとは以下コピペです。
Vibes”は、英語のスラングで「雰囲気」や「気分」、「ノリ」といった意味合いで使われます。
この言葉は”Vibrations” (バイブレーション)の略で、元々は「振動」や「心の動揺」を意味する言葉でした。
とのことです。
音は聞こえないし、姿も見えないがたしかにそこにあるもの、、それがvibeだと。
そのvibeを体に馴染ませ、形態変化させて扱うと。。
抽象的な表現ですが、自分は田さんのキャラクターもあいまってしっくりきました。
気合い、みたいなものもあるかもしれません。
自分や田さんの世代は、ラップを習う場所がなかったので自分たちで見様見真似から研究するしかなかったです。
そのうちコツを掴み、自分だけのスタイルを手に入れるようになるんですね。
考えるよりも行動、Dont think feelとも言えるかもしれません。
講師としてはどうなのか、、と思いますが1人のラッパーとして皆さんとこれからもvibeを高めて向き合っていきたいと思った山梨での修行でした。
最後に!
地元仙台のラッパー仲間とも同じ話をしたのですが、彼らも初心者の頃はとにかくラップを聞きまくっていたということでした。どうしたら、こんな風に韻が踏めるのか?スムーズにフローが出来るのか、、聞きまくってヒントを得ていたようです。
それも大事なことだと思うので、ここに残しておきますね。
2024年もまだ1ヶ月あります。
vibe上げていこうぜ!
では、また!
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