吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

ボーカルコースのブログ

「作詞作曲をするには、何から始めたらいいの?」

こんにちは!ZIGZAGミュージックスクール講師の岡まことです。

今回は、 「作詞作曲をするには、何から始めたらいいの?」という疑問にお答えしてみたいと思います。
というのも、僕は生徒さんからよく、
「オリジナル曲を作ることに興味はあるけど、どうすればいいかわからない」というご相談を頂くことが多いからなんですね。

たしかに最初って、何もかも手探りで、正解がわからな過ぎて不安ですよね。

僕も最初は楽器が弾けない状態で「歌詞を書きまくってメロディを付けて歌う」ということをしていたのですが、当時はずっと「これでいいのか…?」と思っていました。

レッスン内でご相談を受けた際にお答えする内容は、実に多岐に渡りますし、最終的にどうなりたいかによっても変わってくるんですが、そんな難しいことを最初からいっぺんに考えなさいと言う方が、無理がありますよね。笑

あくまで僕の経験をベースにしたお話になってしまうのですが、まず最初に「やったほうがいいよー」と言えることは4つあります。

世の中には様々なタイプの音楽家の方がいるので、「必ずこれをやるのだ!」ということではないんですが、僕はこのやり方を起点に始めたところ現在2000曲くらいあるので、恐らく人によっては役に立つと思われます。笑

(「これが正解だ!」って講師の立場から言い切ってもいいんですけど、できればそういうハッタリは言いたくないので…)

ではいってみましょうー。

1.とにかく歌詞の素材を書きまくる

「いや、そもそも歌詞なんて書いたことないし、なにから書けばいいかわからない!」と思うと思うのですが、たぶんそれは、難しく考え過ぎている可能性が高いです。

どんなに優れたアーティストでも、一発で流して書いてすぐ完成!ってことはほとんどありません。

作詞よりももっと長い執筆が必要な小説家の方々も、何回も修正して一冊の本の完成に漕ぎ着けます。

まずは、「思ったことを言葉にして、歌詞の素材を書き残してみる」という癖をつけましょう。

そうすることで、自分はどのようなことに感じ入るのか、反感を持つのか、無力感や畏怖を覚えるのかetc…の傾向を知ることができます。

「〜が嫌だった。なんでだろう?」とか、
「〜が嬉しかったー」とかでも全然構いません。何にも書かなかったあなたから、一気に何歩も先に行きましたね!素晴らしい!

そしてそれらをあとからじっくり、歌いやすくするために整えます。もちろん、テクニックとして「書き殴ったものをそのまま歌う」、みたいな作り方もあるのですが、最初はそこまで飛び級しようとせず、ゆっくり行きましょう。

「自分のことなんてわざわざ書かなくてもわかってるよ!」と思う方も、騙されたと思って一度やってみてください。必ず発見があります。

なぜ自分のことをわざわざ掘り下げるのかというと、自分の中にない言葉を取り繕って歌を作り続けると、あとが大変だからです。

どんなにオーディエンスが増えても、他人に歌わされているような、ここに自分がいないような歌を歌い続けることほど、ツラいことはありません。なんとか数年は我慢できても、その先が厳しいです。

なので必ず、「自分とは何者なのか」を考える工程を通る必要があります。

2.楽器に触ってみる

これは楽器に興味がある方限定になってしまうのですが、やはり楽器に少しでも触れていると、曲作りは格段にやりやすくなります。

例えば僕はギターで曲作りをすることが多いですが、極端な話、コードを数個知っているだけで、曲作りは可能です。

まずは数個のコードだけ覚えて、Aメロやサビの一部だけ、1で書いた歌詞にメロディを付けてみてもいいでしょう。

少し作ってみて初めて、「なんか思っていたのと違うな…」と感じるはずです。

そしてそれはなぜなのか?と考えると、色々と修正案が出てくるわけですね。

違うコードにするべきか、音を足すのか、引くのか、キー、リズムを変えるのか…みたいな。

最初はしっくりくる案が出てこないと思うので、ぜひ講師に相談してください。

あ、まだ楽器が弾けないよー、わからないけどなんか作りたいよー、という方も、レッスン内で一緒に相談しながらコード進行や曲調を提示して、柔軟にご対応させて頂きますので、お気軽にご相談くださいね。

3.ざっくり構成を決める

ここでいう構成というのは、Aメロ→Bメロ→サビ、みたいな「曲の流れ」のことです。

これを決めるだけで、なにをどのくらい書いたらいいのかが見えてきます。

もちろん気の向くままに作り始めてもいいんですが、最初は大まかなガイドラインがある方が、当てはめていくだけなので作りやすいはずです。

例えば「ここはサビ前のBメロ終わりだから、サビに繋がりつつ、印象的な言葉で締めよう」みたいな考え方ができるようになります。

感情の発露を大切にする場面なのか、サビにリンクする情景描写を丁寧にする場面なのか、沢山書いているうちに、「自分はこうしたいなー」みたいなことが見えてくるようになります。

まずはとにかく楽しんで、「量」を書いてみましょう。「質」は後から必ずついてきます。

4.音楽とは一見関係なさそう体験を沢山する

4つめは、「様々なバリエーションの音楽を作りたい」という作家気質の方というより、「自分の言葉を歌でアウトプットしたい」という方向けのお話なんですが、歌詞を書く時につまずく理由の多くは、インプットが不足している場合が多いです。

その対策として、

・全く興味のない分野の本を精読してみる
・よく知らない展示を見に行って、感じたことを主観でメモしてみる
・自分とは違うタイプの人の話を聞いてみる
etc…

こうすることで、自分の中から湧き上がってくる言葉が変わってきますし、弾切れを起こしにくくなります。

また、一つの経験に対して、色々な角度から見つめる癖をつけるのも効果的です。

例えばよく、恋愛の終わりがテーマの曲で、男性目線からと女性目線からの二パターンの内容が存在する曲がありますよね?

そのような感じで、同じ物事でも経験する人や感情が違うだけで、全然違う内容を作ることが可能になるんですね。

これは「架空の他人に自分を憑依させる」というテクニックなんですが、少しコツがいるので、それはまたいつか別の機会に詳しく書きたいと思います。

【おわりに】

そんな感じで今回は、「作詞作曲をするには何から始めたらいいの?」という疑問についてお答えしてみました。

「これだけでみんなバリバリ歌が作れる!」とは到底言えないですが、オリジナル曲制作へのハードルが少しでも低くなればと思い、書かせて頂きました。

レッスン内ではもっと詳しく、丁寧に、何度でもお話させて頂きます。

というわけでまた次回に。



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