吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

ボーカルレッスンコースのブログ

息の使い方

こんにちは、zigzag講師の楓華です!
主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。

夏本番



いつのまにか夏本番!というところで
毎日暑過ぎますねー、外に長時間いるのがきつい季節です!
水分補給、塩分チャージして夏を乗り切りましょうね♪

今日はブレスのトレーニングについて書いていきます。

呼吸のトレーニング

呼吸は、普段の生活でもしていますが
歌でもとても大切な分野になっています。

私のレッスンでは最初に必ず10、20、30、40秒まで息を流すトレーニングをしています。

最初は20秒もできなかった生徒さんも、だんだんと40秒までできるようになってきました。
普段忙しくされている方は、意識的に息を吐く練習をするとリラックス効果もあります。

よく、歌を歌っていて「息が続かない」という状況が見受けられます。
途中で息が切れてしまうと、楽譜通りに歌えていなかったり、ブレスが音楽の邪魔になったりします。

まず、息継ぎは鼻と口どちらでするのか
というところからです。

結果から言うと両方が効果的ということです。

口からのブレスは、一度にたくさんの空気を吸うことができることがメリットです。
ですが時間がかかるので、スローテンポな曲や、休符が多い所で使えるものになります。

鼻からのブレスは、瞬間的に空気を取り込んでいけます。ですから、早いテンポの曲や1フレーズが長い曲の時に効果的と言えます。
また鼻から吸うことでお腹に息が入りやすくなります。

ブレスコントロール

次にブレスの工夫です。
よくレッスンでも言っていますが、息を吐き切れば次の息が取り込みやすくなります。
「息がもう足りないよ〜」となった時、体が緊張していますので、
そこで一気に力を抜くだけで空気がたくさん入ってきます。
なので、吸う前に吐き切る!というところを気をつけましょう。

また息の量が極端に多いことも息切れの原因になります。

声帯を振動させられる分の息の量があれば良いのです。
息の量が多すぎると上手く声帯が振動せず機能しません。



そこでレッスンの最初になっているブレスコントロールも利用出来ますし、
ティッシュを使ったトレーニングも効果的です。

ティッシュのトレーニングは、
顔の前にティッシュ1枚を置いて、なるべく動かさないように歌ってみるというすごく簡単な方法です。
息をたくさん使わなくても案外歌えるということも体で理解できます。

まず、息の流れが綺麗だと表現もつけやすく
聴いていて心地よくなります。
地道なレッスンにはなりますが、是非呼吸に目を向けて練習してみてくださいね!

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