今でこそこうして皆様にボーカルトレーニングをしておりますが、学校で教わったこともトレーニングを受けたこともないまま音楽の道に突っ走ろうとしていた時期がありました。 若干自分の歌声に自信があった(笑)のでなんでも乗り越えられると当時は思っていたのでしょう。とんだ思い上がりも甚だしいと思います。
そんな中途半端に自信のあった僕が
「なぜボイストレーニングを受けようと思ったのか」
そんなお話をしていこうと思います。
1・普通に歌の上手い30歳のままじゃプロにはなれないと思った
すでに自分のオリジナル曲を作り始めて音楽活動をしていた30歳の当時、先日まで普通の会社員をやっていた人間がいきなりプロの音楽の世界に飛び込んで相手にしてもらえないだろうということだけは中途半端に自信家の僕にもわかっていました。コロナの緊急事態宣言が出始めた時期でもあったので自宅でのスタジオワークとYoutubeのボイトレ動画からスタートし、緊急事態宣言が解除されたタイミングで家の近くのスクールに入会、いわゆる基礎練習からみっちりとコツコツと自分のスキルを外側へ広げようとしました。
やはり第三者の目線で自分の歌を聞いてもらえることは発見がたくさんあり、個人的に嬉しかったのは
「気にし過ぎている部分・逆に目を向けなければいけない部分」がはっきり提案してもらえるということでした。 その経験から僕のレッスンでは生徒様のできている部分はさらに磨きをかけて、足りない部分は向き合い方を提案してレッスンを進めることを心がけています。 是非受講してみてください!
2・選手生命をできるだけ長く維持しようと思った
ニュースでミュージシャンが大きい会場のライブを中止したというものがたまに流れることがあります。その理由が「声帯を痛めてしまった・ポリープの手術」など声の病気に関することが多いです。
プロのミュージシャンですからもちろん「表現としての素晴らしい歌声」の持ち主であることは間違いないのですが、それが「=喉の負担の少ない歌声」ということではないのです。
無理をして歌い続ける、もしくは発声に無理が出てしまっているために故障してライブを何度もキャンセルしてしまうとミュージシャンの信頼問題にもつながってしまうため、「長い選手生命を維持して歌い続ける」ことはとても大切なことだと思っています。
レッスンで少しずつ成長していく過程も、それをより長く継続していくことも音楽の喜びの一つだと思います。是非一緒に気持ちよく歌い続けられるようにレッスンしましょう!
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