こんにちは!
ZIGZAG吉祥寺校の講師wamiと申します。
今回は11月28日にリリースされた、
Mrs. GREEN APPLE「ビターバカンス」の歌い方のポイントを3点紹介していこうと思います。
聴いているだけで元気になってしまう、
バカンス感溢れるアップテンポナンバーです。楽しみながらやっていきましょう!!
曲情報
この曲は12月20日に公開される映画「聖⭐︎おにいさん THE MOVIE」の主題歌です。
ミセスの大森さん(ボーカル)の突き抜けるように明るく響く高音が前向きで素直な楽曲にバシッとハマっていて、前半の暗い歌詞との対比に表現力の幅広さを魅せてもらえます。
そんな素敵ボーカリストの大森さんのエッセンスをすこーしだけ拝借して、早速チャレンジしていきましょう!
歌唱ポイント①キー設定
音域はE3〜A4。
高めの音程が得意な男性や低音が得意な女性にちょうど良いと感じるキーで設定されています。
他のミセスの楽曲のケセラセラやインフェルノと比べるとまだ低めの音程なので、ミセスデビューにはうってつけの曲かも!?
低音が得意な男性であればマイナス3~5、
高音が得意な女性はプラス5と、
キーを変更してみると歌いやすくなる場合があるのでぜひ自分の声が生きるキーを探してみましょう!
歌唱ポイント②Bメロのリズム
問題のパート、Bメロの歌詞はこちら!
追いつけない人がいる
そのマジカルを
ただ恥じちゃう自分が居る
いつかはね
リズムがちょっと取りにくくなりますよね?
基本的に4を数えるとちょうど良くなる曲が多いのですが、4を数えるとずれていくポイントがあるんです。ヒントはどこかで1回〈3〉を数えること。
追いつけない人がいる
3 4 1 2 3 4
そのマジカルを
1 2 3
ただ恥じちゃう自分が居る
1 2 3 4 1 2
いつかはね
3 4
マジカルという歌詞でマジック起きてますがな!!
そうなんです、「そのマジカールを〜♪」の部分で3を刻んでみるとちょうどよくハマるんです。
リズムを意識するだけでも歌いやすくなるので、ぜひ取り入れてみてください!
歌唱ポイント③エッジボイス
過去の記事で柔らかい高音とはっきりした高音の出し方については簡単に紹介しているため、ここでは大森さんが独特に使用しているエッジボイスという技術を紹介しようと思います。
1番エッジボイスがわかりやすいのは、2番で盛り上がるサビの最後、「バイバイ〜♪」という歌詞の2、3回目。この言葉の頭のかすれ感がエッジボイスと言います。
呟くようなニュアンスがプラスされるので、そっと語りかけられているように感じませんか?
⭐︎エッジボイスの出し方⭐︎
1. 喉に軽く手のひらを当てて、猫を撫でるようにさする。
2. 「あ」を言うつもりで口を縦に開きながら、言わない。(小さい声で言うつもりで!)
3. 軽く息が止まる感覚を持ったまま自分の中で最低音を出すつもりで「あ」を言う。(エッジボイスをイメージしながら、喉に過度な力が入らないように、、、!)
どうでしょうか、できましたか?
他にもアプローチ方法はあるので、できなかったとしても様々試してみてください。できたら曲にも応用できるか、口を開きながら試してみてください!
さいごに
ミセスの楽曲の魅力はなんといってもメッセージ性。そしてキャッチーさに隠れたエンタメ精神溢れる、奇想天外な音楽性だと思っています。
正直ここではミセスのミの字程も紹介できていないので、気になった方はぜひ曲について深掘りしてみてくださいね!
来年も楽しんで歌っていきましょう♪