こんにちは。
ZIGZAG MUSIC SCOOL講師の山田です。
猛暑が続きますが、体調を崩されてはいませんか?
みなさまご自愛くださいね。
音程が取れない=音痴」ではありません
音程が取れない主な原因は次の2つです。
1.耳の問題(音感) ごく一部の方は、音の高低差を脳がうまく認識できない、ピッチ(=音程)知覚の弱さがあります。
すべての音がズレて聞こえる、と言う方もいます。
しかし、この方々は少数派で、多くの人はある程度の音感が備わっています。
2.発声の筋肉が育っていない 多くの方は、音を聞いて「こう出したい」と思っても、喉やお腹、顔まわりの筋肉がその音に対応できずにずれてしまうのです。
筋トレと同じで、繰り返しの練習が重要になります。

改善するために
1.「合っている」という感覚を体験すること レッスンではピアノや講師と一緒に声を出すことで、「これが合っている音だ」という感覚を体験できます。
この「正解を体験すること」がとても重要です。
感覚がわかってくると、自分で調整できるようになっていきます。
2.サイレンのような声で音程の幅をつかむ 「アー」などの母音で、ゆっくり上下に音をなぞるように出す練習、リップロールも効果的です。
これによって声帯や喉まわりの筋肉が自然に使えるようになり、高低差に慣れて、力まず声を出すことができるようになります。
3.声を出すことに慣れること 自信がなくて声を小さくしてしまうと、余計に音程が取りにくくなります。
まずは思いきって、大きな声を出すことも大切です。
「音程が合わない」と悩んでいる方はたくさんいます。
でも、適切な練習をすればほとんどの方が改善できます。
プロのボーカリストは、訓練により、その音程を一瞬で取ることができる、というだけで、身体の動きとしてはみなさんと同じことをしています。
改善してみたいな、気になるな、という方は、ぜひ一度レッスンにいらしてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさま、素敵な音楽ライフを。
