こんにちは!ZIGZAG MUSIC SCHOOL及びWACCA MUSIC SCHOOL講師の澤村楽人です!
本番前にウォームアップしようぜ!
演奏会や発表会、オーディションなど歌の本番前に、ぜひやってほしい事があります!それはいわゆるウォームアップというやつです!
もしかして、歌はただ「のどの準備」だけをすると思っていませんか?
実は、良いパフォーマンスをするためには、体と心と声のバランスを整えることがとても大切です!
どんなスポーツでも全身をウォームアップしますよね!?
サッカー選手が脚だけウォームアップする…なんてことはないはずです!
歌もウォームアップをすることで、ステージでのびのびと歌えるようになるので、ぜひやってみてください!
身体のストレッチ
歌うときは身体全体を使いますよね!
特に、肩や首、背中、あごがガチガチだと、声が出にくくなります!
普段息が流れているように歌えない人は、特にあご、のど、舌を重点的にほぐしたほうがいいと思います!
首をゆっくり回したり、舌を回したり、肩を上下に動かしたりして、体をリラックスさせます!
体がゆるむと、声も自然と出やすくなりますよ!
ラジオ体操なんかも3分程度で出来ますしストレッチとしてとてもよいと思いますよ!
呼吸について
歌うときには、腹式呼吸をつかいますよね!
ということで、まずは、鼻からゆっくり息を吸って、おなかがふくらむのを感じてみましょう!
そして、口からゆっくり細く長く息を吐きます!
これを繰り返してみましょう!
また、仰向けに寝て呼吸をしてみたり、あしたのジョーがイスに腰掛けている感じで、膝の上に腕を乗せて呼吸をする事で、自然に腹式呼吸になるので、今日の自分の呼吸を確認しながら歌うための身体を起こしていきましょう!
声について
ウォームアップでいきなり大きな声を出すのは、声帯に負担がかかってしまうので、のどにとって危険です!
まずは小さな声で、軽く声を出す練習から始めましょう!
おすすめは「リップロール」と「タングトリル」です!
- リップロール:唇を閉じて「プルルルル…」と震わせながら、息を出します!
声をのせて音階をつけて練習すると、息の流れと声のバランスが良くなります!
声帯を優しくウォームアップできる上に息の流れの確認にも使え、力みをとってリラックスすることにもつながります! - タングトリル:舌を巻いて「ルルルル…」と震わせます!
ちょっと難しいですが、舌の動きが良くなり、発音や高い声も出しやすくなります!
舌の動きをよくして、息も流れるようになり、高音も無理なく出しやすくなります!
そのあとから、いつもボイトレ教室でやっているスケール(人によって違うと思いますが)とか、苦手なところのチェックなどに時間を使うとよいと思いますよ!
ウォームアップやりたくなったでしょ!?
本番前にしっかりウォームアップすることで、体も声も心も準備が整い、自信を持ってステージに立つことができます!
ゆっくり、ていねいに準備をすることが大事です!
サッカー選手や野球選手がいきなりボール練習からはじめないのと一緒です!
自分の声を大切にしながら、本番を楽しく歌ってくださいね!

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写真は最近食べた麺類です!
気になる方は教室でお声掛けください!それでは!
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