ZIGZAG MUSIC SCHOOLにて
ヴォーカル講師をしています
すなこさなえ と申します。
以前、生徒さんから
『オーディションの時には何に意識を向けて歌えばいいんですか?』
そんな質問を受けた事があります。
レッスンの時には発声やテクニックなど
いろんな事に意識を向けながら歌っている事だと思います。
では、
オーディションや、発表会、ライブ、舞台の本番と
日頃の成果を発揮する場では
どうすればいいのか?
何を意識して歌えばいいのか?
オーディションによって
求められる事は異なりますが
基本的には
『演技に集中する』
発声や歌い方については、
レッスンでやった事を
演技に集中していても発揮できるくらい
やり込むこと。
一番NGなのが
歌や発声の事を考えながら歌う事です。
![](https://zigzag-music.jp/wp-content/uploads/2024/04/名称未設定のアートワーク.jpeg)
発声を気にしながら歌うと、見ている側はすぐわかります。
審査員もお客様も、発声を聞きたいわけではないのです。
では、どうすれば
本番で演技に集中できるようになるのか?
『練習の時にも本番同様に
演技に集中しても歌えるようにする』
練習でできない事は
本番でもできません。
それでは
具体的な練習方法を
一例ですが
書いていこうと思います!
【分けて練習、細かく練習】
いきなり演技しながら、リズムも、音程も、フレーズもテクニックも意識して歌うのは
難しいですよね。
まずは
それぞれ意識する練習を分けて練習します
①発声やテクニックのみ意識して練習
②その曲を音楽としてしっかり歌えるようにする
(リズム、フレーズ感、強弱など楽譜から読み取れることを含みます)
③言葉をしっかり発音する練習
④演技のみ練習
などなど…
この①、②、③、④をそれぞれ
しっっっっっっかりと
体で覚えた状態をつくります
【足し算で練習】
![](https://zigzag-music.jp/wp-content/uploads/2024/04/IMG_3610.jpeg)
①から④まで
一つづつ練習したものを組み合わせ、
同時にできるようにしていきます。
一気に同時にしてできる人はそれでも良いですが
難しい場合は
①と②を同時にできるようにする
できようになったら
①、②、③を同時にできるようにする
このように足し算していくと良いです。
少しずつ足して、
最後は④演技に集中しても
音楽がくずれないところを目指すと良いと思います。
1曲通して歌うのが難しければ
1フレーズずつ細かく分けて練習してもいいと思います。
これも足し算で
1フレーズできたら、2フレーズ・・・と
できるところを増やしていきます
【最後に】
他にも様々な方法があるかと思いますが私が実施して
一番わかりやすかったものを
今回記載しました!
『演技』の部分に関しては
今回具体的に触れませんでしたが
レッスンでもお伝えできる事が沢山あるので
歌う時の演技って
何からやればいいの?
どうすればいいの??と思っている方は
レッスンでご質問くださいね!
今月も、楽しい歌が沢山歌えますように!
すなこさなえでした!
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