DECO Music School ボーカル講師の清水です！
高い声の出し方には、正解はないが不正解はある
今日は『高い声の出し方』についてお話したいと思います。
これは完全に私の持論ですが、『高い声の出し方に正解はないが、不正解はあります』。
YouTubeやTik Tokで『高音発声』『ミックスボイス』と皆さん1度は調べたことがあると思いますが、あまりにも動画が多すぎるし、トレーナーによって違いがありすぎるとは思いませんか？これは、『人によって高音の出し方の感覚や好みが違う』のが原因だと思います。(9割くらいの動画はタメにならないという意見もあります)
高音が綺麗なプロシンガーを思い浮かべてみると分かるのですが、同じ音域でもシンガーによって出し方、聴こえ方が全然違うと思います。つまり高音の出し方に『正解はない』のです。人によって、骨格も声帯の長さも、筋肉の付き方も育った環境も違うので当然といえば当然ですよね。まずはここに気づけるかどうかが、高音発声を習得する近道だと思います。
高音発声の不正解とは
では高音発声においての『不正解』とはなんでしょうか。結論から申し上げると、発声時に『喉に痛み、かゆみ、ざらつきがある』もしくは『喉周りの筋肉に力が入って苦しい』のどれか一つでも当てはまると、良い発声ではない可能性が高いです。ただもちろん例外もありますので、『自分で録音して聴いてみる』のも大事ですし、『ボイストレーナーに相談する』のはより確実だとは思います。
少し長くなりましたが、冒頭でお伝えした通り、高音の出し方には『正解はないが、不正解はあります』。いろんなアーティストの研究をして、モノマネをして、YouTubeやボイストレーナーから聞いた発声練習を試して、上記の『不正解』に当てはまったらやり方を変える。これの繰り返しで『自分の高音の出し方』を見つけるのが大事だと思います。
今回は、テクニックや練習方など、具体的な『高音の出し方』には触れていませんが、この考えを持っておくことが一番の近道だと思ったのでここに書いてみました。
近道はないです！
頑張りましょう！！
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