おはようございます。
声優コースAKITAです。
皆さん、その後挨拶はしっかりと出来ていますか?
今回は「自分の声に酔わないで」
「いやいやAKITAさんよ、人に良い声だねって言われたのがきっかけで声優意識し始めてんだけど俺?俺の美声の前にひれ伏せよマジで…。」
「勘弁して下さい…。僕の人気声優〇〇さんの声マネは完璧です。アキ…タさんって言いましたか?一体あなた、何言ってるんですか?」
「センパーイ、ちょっとそれ言い過ぎじゃないれぇすか〜w」
はいはい!皆さん落ち着いて落ち着いて!!
いや、分かってるよ分かってる!
やっぱり良い声の人が本当に多いもんね、この世界って。
良い声の何が悪いんだ!!って、先生だってそう思う。
【しかし…、果たして本当に元々良い声の人だけが声優になっているのだろうか?実は最初から良い声だったのでは無く、訓練と人生経験が積み重なって、結果良い声になっていったのではないだろうか…?】
素材ってのは大切だと思いますけど、自分で良い声だと思っているその声に頼ろうとする前に、基礎と人間力高めていこうぜ!と、内側から溢れ出る声の魅力を知ろうぜ!と、今回はそんなお話しでございます。
全てを否定する訳では無いのだけれど、自分が読む時に「聞いてくれよ俺の(私の)良い声…(キランッ⭐︎)」ってのが見え隠れしちゃうと、なんか気持ち悪いんだよな〜、と私は思うんですが、皆さんはどう感じますか?
アニメの中のナルシシスト(※1)キャラを演じるのならそんな要素(※2)があっても良いと思いますけど、いちいち「私、良い声してます!」が見えても聞いてる人疲れちゃうし内容入ってこないでしょ、その声で何十分喋るの?って事です。
(※1ナルシストではなくナルシシストが正しいぞ)
(※2 求められれば必要だから自分の引出しには入れておくこと)
※読め!
まだ酔ってる?
「ま、まぁAKITAさんが言いたい事はなんとなく分かったけどじゃあどうすんのよ?」って話なんですが非常に簡単、一度「良い声だな、俺(私)」という思いを捨ててみる事です。
「えっ?いやいやもうこれで商品化してるでしょ?あとは何処かの事務所が見つけてくれれば売れっ子確定、バイトも辞めてレギュラー10本なんだけど?」…..、みたいな事考えてます?今?
その自信はマジで大事だと思います。
じゃあこうしましょう。読んで読んで読みまくって、気取った声なんか出せない位に疲れちゃって下さい。
そうすると自分が楽に読める本当の声が見つかるはずです。
それが地声。
地声が一番説得力があります。
SE(テーン♩)(プロ◯ェッショナル的な)
「地声を鍛える」
思ったよりも掠れているかもしれません、思ったよりも高いかもしれません。逆に意外と低いかもしれません。
ゆっくりと時間を掛けてもよいので、その声を受け入れて下さい。
ここで理想と現実にぶつかるかもしれませんが、その声があなたの持つ武器です。
さて、ここから先は有料会員向けという事で、続きはレッスンで!
※読めーーー!!!
へば。
AKITA