皆さん、おはようございますこんにちはこんばんは〜〜!!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLで声優コース・話し方コースの講師を担当している新倉 健太(にいくら けんた)です!
あっという間に一ヶ月が経ってしまいました!!そしてもう2月も終わろうとしています…!
今年もあっという間に過ぎていくんだろうなと思いつつ、あっという間だと感じられるほど充実した一年になるよう頑張ります✨
先日、レッスンをした際にいただいたお土産のお写真です〜📸
台本読解と作品読解ってどう違うの?
前回のブログで台本の読解について説明をしたと思います。
そして今回は「作品読解」について説明したいと思います!
それって…何が違うの?と思うかもしれませんが、台本読解はあくまで台本のみ。作品読解は映像やカット割やBGMなど、作品につけられた演出を読解する…という違いがあります!
つまり、台本読解はこの作品をこれからどう演じていくのかを考える。作品読解は、完成品からこれはどういったことを伝えたいのか…何を見せたいのかを考える。ということになります!
ですが、声優のお仕事では両方とも使います🙆♂️
台本読解はもちろん、作品読解も例えば
- 吹き替え作品
- 原作の漫画や小説などがある
といった場合には、それぞれから作品読解をしていく必要があります💡
では作品読解とはどうしたらいいのでしょうか?
そのためにアニメや映画をどんな風にみているか!
答えは意外とシンプルです!
それは
一視聴者としてその作品を見ることです👀
これは実はとても大事なことなんです‼️‼️
お芝居のことを考える時間が増えてくると作品を見る時も自分が気になる役や演じられる役、そしてその役がやってあるお芝居にばかり注意して見てしまうことがあります。
これ自体は悪いことではないのですが、そればかりになってしまい、他の役のお芝居や全体の演出などが抜け落ちてしまうと良くない傾向です。
もちろん、「それくらい一つの役に入り込んでお芝居を見てみる」という目的があるならば全然OKだと思います♪
ですが、そうじゃないのに気になった役のことしか覚えていない…というのは非常にもったいないと思います🤔
本来、できていたはずの視聴者として作品を見る ということ…。これができると、あとは作品を観た後に自分がどう感じたかを言語化していくだけです☝️
つまり、
- 感動した → 何に感動したか
- なぜ自分はそう感じたのか
- そしてその感動を通じて得たメッセージとは何か
といったように思考を掘り下げていくんです!
そこまで自分の気持ちを深掘りできると、BGMやカットの絵の意図、なぜそのお芝居なのか、そのシーンの意味、そういったもの全てが【なぜそれを選んでいるか】が見えてきます。
これが考えられている状態だと作品づくりにより深い部分で関わることができる気がしませんか?
そして原作者さんはもちろん、制作陣のみなさんもそこを踏まえて作品づくりをされているので、作品読解は声優にも必要なスキルだと思います📖👀💓
最後に!!
少し難しいお話に感じたかもしれませんが、答えはシンプルです🤞
- 作品をお客さんとして見る
- そしてどう感じたかを分析&言語化していく
この二つがとっっても大事です!!
最近読んだ本で、ものづくりには多角的な視点が必要…という文があり、まさにその通りだなぁと思う本日のブログでした!
ここまで読んでくださりありがとうございました〜また次回も楽しみにしていてください🥳🥳