吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

ボーカルレッスンコースのブログ

Adoの新国立競技場のライブ批判から学ぶこと

皆さん、こんにちは!
DECO Music School ボーカル講師の清水です!

実際にライブに行ったリアルな感想

今回は『Adoの新国立競技場のライブ批判から学ぶこと』というテーマでお話したいと思います。

4/27,28の2DAYSで新国立競技場にてAdoのライブがありました。私は4/28の方に参戦したのですが、結論から言うとAdoのライブは『とてもよかった』です。これは、当日の座席が、『正面ど真ん中の3階席一番前だったから』が1つの大きな理由になります。もう1つの理由は『そもそもスタジアム程の大きなステージの音響に全く期待していなかった』があります。

前者の理由について説明すると、Adoのライブは照明や映像等の演出が本当に素晴らしいのですが、何度かライブに行ってる人曰く、『正面からじゃないと見えない演出が多い』らしいです。正面ど真ん中で観れたのは運がよかったです。

後者の理由ですが、こちらは去年行ったUVERworldの日産スタジアムでのライブで、音響の微妙さ(音飛び等、スタジアムでの音響の難しさ)を実感していたからです。また、3階最前列正面ど真ん中だったから音飛びも少なかったみたいです。(前日に3階斜め後列で観た同行者が言ってました)

上記2点の理由より、私自身今回のライブは楽しめました。

今回のライブから学んだこと

では『今回のライブから何を学ぶか』について話していきたいと思います。

結論から述べると、アーティストがライブをする上で大事なことは『数々のアクシデントが起こる可能性を想定した上で充分過ぎるくらいしっかり準備をする』と『とにかくたくさんのライブをして経験値を積む』の2点だと思います。

今回のライブで言うと、『約80000人のお客さんが入った状態でのリハーサルができなかった(物理的に不可能)』が大きかったのではないかと思います。大前提に新国立競技場でライブをしたアーティストがほとんどいないからデータが取れてないんです。実際、約80000人の声援はとんでもなく大きく、Adoの声がかき消されることは何度もありました。

スピーカーの数を増やす、位置や角度を変える等の対応が必要だったのかもしれませんが、前例がほとんどない分、難しかったのではないでしょうか。それを踏まえた上で、今回のライブ運営側のミスは『座席による値段の設定』だと思います。

同じS席(15000円)でも『正面か斜めか、最前列か後列か』で観え方、聴こえ方が全然違ったのが今回の批判の大きな原因になったと思います。

ライブをする上で『準備しすぎ』はありません。あらゆる場面を想定して、『お客さん側に立ってみて』充分過ぎる程準備をすることが大事です。そして、とにかく場数を踏んで様々なアクシデントに対応できるように経験を積まなければねりません。

ライブから学べることは本当に多いです。

お互い頑張りましょう!

無料体験レッスンはこちら