こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLの佐野です!
今日はウォーミングアップについて書いていこうと思います。とりあえず声を出しまくって温めればいいでしょ?と思っている方もいらっしゃると思いますが、私のレッスンではストレッチやウォーミングアップも大切にしているのでこのブログでも読んでいただければ!と思います。
ストレッチ
まず何事も筋肉を動かす前にはストレッチが必要!
ということでまずはストレッチの種類について少し。
ストレッチには主に①身体を動かしながら伸ばしていく動的ストレッチ、と②筋肉をぎゅーっと引っ張るようなストレッチ、さっくり2種類があると思ってください。
運動前のストレッチは①の動的ストレッチが良いと言われています。よく野球選手が肩を回したりしているのを見たことがありませんか?これもぎゅーっと引っ張る方のストレッチではなく、筋肉を動かしながらのストレッチ→動的ストレッチと言われているものです。
そして今回は歌うためのストレッチ。
ということで主にやるべき箇所は首、肩、脇あたりを中心にやっていくことをオススメしています。
もちろん下半身も含めて全身ストレッチが一番理想的ですが、ひとまず声を出すのに効果が出やすい位置ということで首、肩、脇あたりをレッスンの頭でほぐして貰っています。
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まずは胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)→首の横の筋肉をつまみながら首を倒しつつ優しくほぐします。次に鎖骨に指を入れて固定したまま肩を回してリンパを流します。それから脇をがっちりと掴んだまま肩を回します。
他にも色々とほぐすやり方はありますが↑このあたりをやっておくと、呼吸が深くなるので歌が歌いやすくなるんです。
人間の身体は不思議でどこかだけをほぐしても、どこかが固まって身体が萎縮して声が出にくくなる、ということが多々あります。
マッサージくらいで変わる??と思う方もいらっしゃるとは思いますが、まずは試してみてください。
喉のストレッチ
先ほどは身体の筋肉のストレッチをご紹介させていただきましたが次は喉のストレッチ→声帯のストレッチについて説明させていただきます。
声帯は首の筋肉のように手で触れることはできません。ここで使うのがリップロールです。リップロールはボイトレに意味ない!という意見もあるとは思いますが、私は声出しをするよりもまずリップロールで声帯をほぐすということをオススメしています。リップロールができない方はタングトリルでも良いと思います。
声帯自体が小さく細かく振動するのでそれ自体が声帯のマッサージ(ストレッチ)になります。
なので大きな声を出したり、歌ったりする前に5分ほど丁寧にリップロールをするだけでも声の出しやすさは格段に変わります!ちなみにライブ前などに声出しをしないと不安!だけど声を出せる環境がない!という方などにもとてもオススメです。音程を出さないリップロールでも効果はちゃんと出ます。
ただリップロールもタングトリルもできない!という方は、次にストレッチとして有効なのがファルセット(裏声)練習です。
私のレッスンでは、身体のストレッチ→リップロール or タングトリル→裏声 の順番で少しずつストレッチをしていきます。
カラオケで歌う前などもぜひ試してみてください!
特に叫ぶ系を歌う方(デスボイスなど)は多めにやることをオススメします!
怪我を避ける
とにかく運動するにしても歌うにしても筋肉をいきなり使うと怪我の元にもなりますので準備としてストレッチを取り入れることが大事だと思っています。
より長く喉を大切に歌っていく為にも準備運動→ストレッチも心がけてみてください!

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