レッスンの中では、ラップに全く触れたことのない初心者から
プロのアーティストを目指す本気の方まで、
その方の要望に全力で寄り添うことをモットーとしております。
今日はラップとHipHopのお話。
ラップという歌唱方法は、ポップスやその他のジャンルと歌詞の表現がまるっきり違います。
まずは韻を踏むということ、例を上げて説明しようと思ったのですが、
これは調べれば詳しく解説されているブログや動画がたくさんありますので割愛させていただきます。
そして、韻を踏んだ歌詞にフローというものをつけていきます。
フローとは私の解釈ではメロディーのようなものです。
トラック(instrumentalやBeatともいう)に対して心地よい歌い回しをするイメージです。
現在では、自宅やスタジオでの作業が昔よりも手軽になっていることもありまして、
PCの音楽制作ソフトを使い、まずは宇宙語と呼ばれる言葉にならない言葉で
フローを先に録音してから歌詞をつけていくラッパーも増えています。
「ツッったらパあーで うん ごろかっぴー」のように英語でも日本語でもない言語を
ラッパー界隈では宇宙語と呼んでいます。
この方法のメリットは、歌詞の言葉数や意味にとらわれず、
洋楽のようなフローを作りやすいところにあるといえます。
要は色んな方法を試しながら自分が作りやすい、作り方を知るということが大事です。
私は韻を踏みながら歌詞を制作し、同時にフローを考えていく方法がやりやすいです。
人によっては電車や車の中、歩きなどで移動している最中に歌詞を思いついて
携帯にメモとして残しておく方もいます。
ラップは歌唱方法なので、韻を踏み、フローをつけ、
ビートにしっかり乗っていればOKです。
ポップスなどにもラップは用いられます。
しかし、HIPHOPとなると、少し違ってきてHIPHOPは音楽のジャンルであり、文化です。
横浜を代表するHIPHOPアーティスト、「OZROSAURUS」の「MACCHO」という
ラッパーの歌詞の中に良い表現がありまして、
「リリックの中身は自分の分身 どの口が何言うかが肝心」というラインです。
HIPHOPというジャンルは自分でトラックを作る方もいますがか、
大半のラッパーはトラックメイカーに依頼して作ってもらいます。
その上に自分で歌詞を書き、自分でフローを作り、自分で歌います。
一人称はあくまで、自分自身。俺、僕、私です。
そこに自身の生い立ちや、目標、今現在どんなことを考え、
どんな仲間と、どんな生活をしているかをラップします。
楽曲のテーマは様々ありますが、私自身の過去の楽曲タイトルから、、、
「My life , your entertainment」なわけです。
誰とも被る事のない、唯一無二の自分の人生や経験が、
聞く人にとってはエンターテイメントになります。
ラッパーが曲を通して、色んな景色やドラマを見せてくれたり、
擬似体験させてくれることがHIP HOPの魅力です。
私はラップコースの講師ではありますが、
HIPHOPの生き方、考え方など素晴らしいところ、魅力的な部分を
生徒の皆さんにも少しづつお伝えしていければなぁと思います。
自分が自分であることを誇る by K DUB SHINE
画像はMACCHOのパンチラインが収録されている「Beats & Rhyme」
K DUB SHINEの「ラストエンペラー」です。 機会があれば聞いてみてください。
それではまた!
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