こんにちは!
ZIG ZAG MUSIC SCHOOL の佐野と申します!
生徒さんから「歌いたい!」と言われる楽曲に “はねる” リズムの楽曲も結構多いので
今回は “はねる” をテーマにお伝えしていきたいと思います!
まず重力も “はねる” と関係していまして
人はジャンプするとそのリズム(鳴る音)は勝手に “はねる” リズムになります!
のでジャンプしてみてください。
「タッカタッカ」というような音がしませんか?
イーブン(均等)に音を鳴らそうとするとぎこちなくなりますよね?
普通にジャンプをするとそれは “はねる” リズムになります!
タッカタッカ
「タッカタッカタッカタッカ」もしくは「パッカパッカパッカパッカ」
これを聞いて馬の走る音などをイメージするかと思いますが、
そういうイメージをしっかり頭に持って歌うこと、リズムを感じることがまず大切になります。
譜面や音符を読めても読めなくてもリズムのニュアンスさえ理解してしまえば “はねる” リズムも歌えます!
ただ、譜面や音符を読めても読めなくても、とは言いつつ読めた方が理解はより深くなるので
興味があれば譜面や音符も勉強してみてください!
ちなみに私のレッスンでは、リズム(音符)の距離感を感じて欲しいので
音符や文字の位置などで説明したりもします!まずは譜面を見ていただこうと思います。
目で見てなんとなくでもいいです!
まずは “はねない” 方のリズム譜を見ていただきます!
点線を見るとなんとなく均等だというイメージは湧きますよね?
ちなみに4分音符のところに手のスタンプを書きましたが
普段曲に合わせて手拍子をすることがあると思いますが
(もしくは足でリズムをとったりなど)、
これが大体4分音符であることが多いのでイメージしてみてください!
その手拍子と手拍子のちょうど間にくる音符が8分音符です。
イーブンで均等な8分音符のイメージを持ってもらうために描いてみました。
続いて “はねる” 方の絵を見てもらいます。
これを見てなんとなくお気づきかもですが「3」という数字が入ってますね。
つまり4分音符1拍(手拍子)の中をさらに3つに割ってリズムを刻みつつ(タタタ)
その3つの中の2つ目を抜いたリズムが “はねる” リズム(タッカ)ということです。
この流れで最後にイーブン(タカタカ)と“はねる” リズム(タッカタッカ)を見比べてみましょう!
これを見ると、
譜面や音符はわからないけどイーブンと“はねる” リズムの時の距離感は
なんとなく感じることができると思います。
雰囲気が掴めたら十分ですし、こうやって目でも見ると「なんだそんなことか!」となることもあるので今回は説明させていただきました!
歌や音楽を習い始めて最初からすぐに、「3つに割った音符を完全に意識してちゃんとハネて歌いなさい!」ということではなく、
なんとなーくこの辺りに音符がくるんだな、ということを理解して
あとはタッカタッカのリズムを口で言ってみたり、イーブンとの違いを楽しんで見るところからスタートすると理解が深まっていくと思います!
リズムを理解した上でオケの中に入り込んで歌うともっと楽しくなると思うので是非やってみてください!