ZIGZAG MUSIC SCHOOLボイス ・ボーカル講師の宍倉です。
8月半ば〜9月のこの時期は、
ミュージカル界ではオーディションが多いように感じます。
ミュージカルのオーディションでは実技審査の前に書類審査があります。
書類審査ではプロフィールや経歴の他に、歌唱動画やダンス動画を提出する場合がほとんどなのですが、
今回は歌唱審査が自由曲だった場合の選曲についてお話していこうと思います。
まず、自由曲を動画で提出する場合、
基本的に1分以内〜1分半くらいを指定されることがほとんどです。
1分以内で収められるならそれがベストだと思います。
ということは、その1分前後の中で自分が持っている魅力を最大限に活かさなければ
いけないということ。
では、制限時間内の中で曲のどの部分を歌うかというと、
中盤〜最後の盛り上がりにかけて、もしくは最後のサビのみを歌うことがオススメです!
審査員は曲の聴かせどころをあなたがどう表現するかを観たいので、
序盤を歌うよりも中盤や後半のキャラクターの感情が昂っているところを歌いましょう!
オーティションは選曲が大切!
では、曲のどの部分を歌うのかが分かったところで、
皆さんが1番悩むのは選曲ですよね。
ミュージカルのオーディションは書類審査の歌は自由曲、実技に進んだのちに
課題曲が用意される場合が多いです。
(書類の段階から課題曲の作品ももちろんあります。)
これは私の見解ですが、自由曲だから何でもいいわけではなく、
その団体が主催する作品の曲がよいと思います。
例えば劇団四季なら四季の作品の曲、
東宝芸能なら東宝作品の曲、ということです。
今回はオーディションの自由課題に悩んだとき、
私がオススメする曲をいくつか紹介します。
○劇団四季オススメ曲
男性
・愛せぬならば(美女と野獣より)
・陽ざしの中へ(ノートルダムの鐘より)
・自慢の息子(アラジンより)
女性
・わが家(美女と野獣より)
・魔法使いと私(ウィキッドより)
・メモリー(キャッツより)
○東宝作品オススメ曲
男性
・僕こそ音楽(モーツァルト!より)
・カフェ・ソング(レ・ミゼラブルより)
・神よ何故?(ミス・サイゴンより)
女性
・オンマイオウン(レ・ミゼラブルより)
・100万のキャンドル(マリーアントワネットより)
・私が生きてこなかった人生(シスターアクトより)
今日はミュージカルオーディションの選曲についてお話しました。
私のレッスンでは生徒さん一人一人に合った楽曲や表現法を一緒に見つけていき、
楽しみながら上達していくコツをお伝えしています。
ご自身の魅力が最大限表現できるよう、自分の声質に合った選曲をし、
合格を目指しましょう!!
ミュージカルコースの特徴
・舞台の経験豊富な講師が 担当制でマンツーマンレッスン
・ミュージカルに適した 発声などを基礎から学べる
・ オーディション対策あり。 音源・動画の制作もサポート
ミュージカルコースの詳細はこちら
無料体験レッスンはこちら