ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の高瀬です。
今月はアコースティックギターの材について、つらつらと綴ってみます。
主な部位
まず主立って注目する部位といえば、1トップ材 (表板)
2サイド材 (横板)
3バック材 (裏板)
4指板材
かと思います。
次に、、
基本的な材
基本的な材をあげますと「表板」
1 スプルース (松)
※ 材自体は軽め、オールマイティーな響き。
2 シダー (杉)
※ 材はとても軽い、音の反応が良い。
※ 指弾きによく合う
「横板&裏板」
1 ローズ (マメ科)
※ 重厚で煌びやかなサウンド、深い低音が魅力。
2 マホガニー (センダン科)
※ カラッとしつつも、甘く暖かい中音域が売り。
3 メイプル (カエデ科)
※ 歯切れの良さと、音の粘りが特徴的な材。
※ 粘りと杢目はソフトメイプルに出やすい
4 ハワイアンコア (マメ科)
※ 粒立ちが良く、キラキラとした印象。
「指板」
1 エボニー
※ 硬い。輪郭がくっきりとクリアに出る。
2 ローズ
※ 音の立ち上がりと反応良し。サスティンも申し分なし。
基本的には、この主要なキャラクターを組み合わせて理想のサウンドを目指します。
ギターを何本も持ってる人がいるのも、曲に合ったサウンドを演出する為なのです。
この曲はサーフ系だから、
スプルース + マホガニー だな。
とか
この曲はしっとりとしたバラードなので、シダー + ローズ だな。
みたいな感じで大体の方向性が見えてきます。
ただ、楽器も生き物なので、実際に弾いてみるまではその全貌は見抜けなかったりもします。
試奏ってとても大事です。
何事も合う合わないってありますからね。
ちなみに私は、スプルースとローズウッドの組み合わせが性に合いますね。
これも趣向によって変わります。
わからないよーって方は、楽器屋の店員さんか私に聞いてください。
余談ですが、、
共鳴腔で言う所の
1 咽頭腔
2 口腔
3 鼻腔
の組み合わせで音色を作るのと似ております、きっと。
そーいやアコギにアルダーってあまり使わないよな。。
何でだと思います?
続きはまた近々。
ではまた来月。
プロボーカルコースの特徴
・業界での経験豊富な講師が 担当制でマンツーマンレッスン!
・プロダクション・レコード会社に 直接アピールできる機会を提供!
・オリジナル楽曲制作、作詞作曲サポートあり。 レコーディングもできる!!
プロボーカルコースの詳細はこちら
無料体験レッスンはこちら