こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLの佐野です!
歌声は地声、裏声、ミックスボイスなど色々とありますが、今回は「歪ませる声」について少しお話してみようと思います。
歪ませる声の中でも「がなり」「デスボイス」などありますが、今回は「デスボイス」と言われるすごく歪んだ声について説明していこうと思います。
痛くない
「ぅお“ーーーーーーーーー(文字にすると難しいですね)」といったような叫び声のような印象があると思います。
叫び声のようなものすごい体力を使って喉が枯れちゃいそうなイメージが強いと思うのですが、正しいやり方(怪我をしづらい方法)でデスボイスをすればほぼ痛みはありません。
私のレッスンでは喉の安全重視でレッスンを進めていきますし、なるべく楽な方法をお伝えできればなと思っております。
なかなか挑戦しづらいジャンルではありますが、気になっている方はデスボイスに挑戦してみてください!
リラックスあくび裏声
デスボイス→叫び→地声→パワフルに!最初は私もそんなイメージでやり始めたのですが、実は歪むことに関してはそんなにパワーは要りません。
慣れてしまえば横になってだらけていても出せます、というかだらけていても歪ませるポジションを理解することが大事だと考えています。
これは普通のクリーンな声でカラオケを歌う時も同じだと思いますが、力んでしまったらすぐに喉が枯れてしまいますよね?
私自身なんとなく雰囲気でデスボイスを出していた時代、力んでしまう日は5分も喉がもたずに枯れてしまい、調子のいい日は何曲歌っても枯れない、という状況でした。
その力む力まないの差が何なのか?を考えて練習していった結果、喉がちゃんと開いている状態(ほぼ裏声のような状態)で喉仏が下がっている時が伸びやかにデスボイスも鳴らせて痛くもなく長時間歌える、ということがわかっていきました。
タイトルの通りリラックスしてあくびの時の喉の状態をキープしながら歪ませていくことが練習においてとても大切だと考えています。
ここで少し難しいのはリラックスしたあくびの喉をキープするための力(力みではない固定するための力)が必要になってきます。
このあくびを固定する力がないと叫んでいる間に喉仏が勝手に上がってしまって、歪みはするけど枯れてしまう、そんな声の出し方になってしまいます。
デスボイスに限らずですが、力みはとりつつ喉を固定する力のバランスが声を出すうえで重要であり難しいポイントだなと思います。
最初はみんなわからないので、とにかくわからなくてもいいから意識をしながらやってみることはすごく大切です!
雰囲気作りも大切
リラックスであくびのような歌声でデスボイスを出す!とは言いつつ、ただそのままふわっとデスボイスを出すだけではテンションの温度差でかっこよくならないので、
リラックスして歪む方法がわかってきたら今度は力んでいる雰囲気を後からつけていくという流れが一番いいと思ってレッスンを進めています。
喉の安全は一番に考えつつかっこいいデスボイスを出せたら楽しめると思うので興味がある方は是非挑戦してみてください!
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