こんにちは！

ZIGZAG MUSIC SCHOOLの佐野です。

リラックスが大切

歌、スポーツなど色んな世界で聞いたことはあると思います。

とは言われても「はいはい、わかるわかる」と流してしまうことの方が多いと思います。

今回は私の経験談も踏まえつつリラックスすることは大切だ、ということを少しでもお伝え出来たらなと思います！

力み→筋肉が動かなくなる！？

昔は「とにかく大きな声を出せ！」「声を張れ!」「練習しまくれば出る！」といった体育会系、千本ノックのような練習をしたりライブをする日々を送っていました。

それをやり続けた結果、リラックスなどは二の次で力みまくったまま力技で歌い続けていました。

若い時はそれでも乗り切れていましたが何年もそれを続けていった結果、高い声も低い方もどっちもどんどん出なくなっていきました。

喉が枯れたりはしていないのに声が出ないことが続いたのでひとまず病院へ行きましたが声帯は健康的、そして喉は人より強いと言われました。

この時はどうしたらいいかもわからず原因もわからずで困り果ててしまいました。

そんな中たまたまボイトレを習う機会を得たことで、どうして高い声も低い声も出なくなってしまったのか？を見つけていくことが出来ました。

力み過ぎからくる筋肉が動きづらくなり高い声も低い声も出なくなって八方塞がりということがわかったんです。

とにかく力みを無くす！

声が出ない原因が見えてからはとにかく力みを取る練習に重点を置いていきました。

練習をしていて最初に1番感じたことは舌がガチガチに力みまくっている、ということでした。

舌が力むと舌を動かす筋肉とその近くにある喉を動かす筋肉も全部がガチガチになり、そこから音程も変えづらくなり結果声が出にくいにつながっているんだなと気づきました。

なので最初は舌の力を抜くことをメインで練習していきました。

これだけでもかなり声は出やすくなっていきました。

なので、私のレッスンでは舌の力みは大丈夫ですか？などもレッスンの中に取り入れつつレッスンを進めています。

リラックスすると音色も変わる！

先ほどは力みによる筋肉の固まりで声が出にくくなることについてお話ししましたが、力みを取ることによって声が出やすくなる他にもプラスなことがあります。

それは声の音色がいい方向に変わることです。簡単にいえば響きが増えるというイメージです。

力んでいても声は声なのですが力みを取ることによって、よりふくよかな広がりのある声の音色に変わっていきます。

力むと聴感上も窮屈に感じる音色になってしまうんです。そして声の表現力も範囲が狭くなったように感じます。

といったようにとにかくリラックスをすると声も出やすく、音色もよくなっていく、プラスだらけなんです。

リラックスをして素敵な音色で歌を歌うと自分自身も楽しく歌えるようになるのでおすすめです！

力みがないかなどもチェックしつつ練習に励んでみてください！