こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の堀山です。
担当コースは、ボーカルコース、ミックスボイスコース、アコースティック・エレキギターコース、弾き語りコース、DTM・作詞作曲コース、レコーディング・エンジニアコース、動画・編集コースなど、主に活動を実際にしている方や、これからしていきたい方を中心にレッスンを行なっています。
今回は【画角を決めるときのコツ】についてお話ししたいと思います。
◯画角の決め方
スマホやカメラで何かを撮りたいと思った時に、必ずどう撮ろうかをを考えると思います。
画角の決め方には、写真や映像で伝えたいメッセージや雰囲気、撮りたいものの特徴によって違います。
まず、目的に合わせる。写真や映像で何を伝えたいのかを考えます。
例えば、人物の表情を強調したいのか、風景全体を広く捉えたいのか。目的に応じて、広角(ワイド)や望遠など、画角を決めます。
広角は広い範囲をカバーし、奥行きや空間感を強調するので風景写真や建築写真で使われます。
望遠は遠くの被写体にフォーカスし、背景をぼかして被写体を際立たせるため、ポートレートや野生動物の撮影に向いています。
◯余白の力を使う
写真は主役だけをぎゅっと真ん中に詰め込めばいいってものじゃないんですよね。
むしろ、余白の取り方ひとつで写真の雰囲気は大きく変わります。
例えば、空を大きく入れて人物を小さく写すと、「広い世界にいる感じ」や「その日の空気感」が伝わる。
逆に余白をなくして被写体でいっぱいにすると、迫力が出て見る人の視線を一気に引き込める。
構図のセオリーで有名なのは“三分割法”。画面を縦横に三分割した線の交点あたりに主役を置くと、バランスが取りやすいです。
ですが必ずしもルール通りじゃなくてもいいんです。
「なんとなくこの余白が気持ちいいな」と思えたら正解。大事なのは、“余白も含めてどう見せたいか”を意識することなんです。
画角を決めるのって、慣れないうちは迷うと思います。
でも「伝えたいものを決める」「引きと寄りを試す」「余白を意識する」——この3つを頭の片隅に置くだけで、ぐっと写真が変わります。
結局のところ、画角は「あなたが何を見せたいか」の表現そのもの。
正解はないけれど、撮るたびに少しずつ“自分らしい視点”が見えてくるはずです。
◯構図を考える
画角を決める際には、構図のバランスも重要です。
まずは、被写体の位置や背景を考慮してどの範囲を写すかを決めます。
例えば、横構図と縦構図、左右の余白の取り方など、どのように配置するかを意識することが大切です。
動いている被写体を撮る場合は、画角もその動きに合わせて調整します。
例えば走っている人物を撮影する場合、その動きが流れるようにフレーム内で収めるか、逆に静止した瞬間を切り取るかを考えます。
画角を決める際は、
- 何を伝えたいか
- どのくらいの距離で撮影するか
- どのようなレンズを使用するか
- 構図をどう組み立てるか
といった要素を総合的に考えることが大切です。
実際に撮影しながら調整してみることも良い練習になりますし、色んな写真を見て、絵画やイラストや建築やお店のレイアウトを見るのも画角の勉強になると思います。
とにかくたくさん撮ってたくさん振り返ってくださいね!
今回は写真、動画の【画角の決め方】についてお話しました!
次のブログでもカメラについてお話ししていこうと思います。
僕のレッスンでは自分自身の経験を生かしながら、練習法だけではなく、音楽に関する全て考え方や、活動の仕方についても一緒に考えてアップデート出来たらいいなと思っています!
一緒に理想の音楽ができるようがんばりましょう!
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