前回の投稿から約１ヶ月、夏が終わり秋を迎えておりますがいかがお過ごしでしたか？
さて今回は前回の続き「私が常に考えている事」の一部、後編3.4.5についてお話しします。
1.他人に期待をしない
2.孤独を恐れない
3.受身でいない
4.常に謙虚であれ
5.最適な環境を追い続けろ
少し過激に聞こえる言葉もありますが、プロの現場は勿論、そこまでの道のりは、ただ良い子でいれば進めるって訳でもありません。
そしてデビューするまで、さらにデビューしてからも、自問自答は続きます。※どんな職業でもそうでしょうが
私は２６歳で脱サラをして声の世界を目指しましたが、思いもよらなかった、悪い意味でドラマのような展開に発展した事が何度もありました。
そしてそれらを乗り越えるには、かなりのエネルギーが必要でした。
良くも悪くも何が起こるか分からない業界です。
今後この世界を進んでいくあなたの、思考のスパイスにでもしてくれればこれ幸いと思い、ブログに書き起こした次第です。
【3.受身でいない】
どうしてもなりたいのなら、もっと前のめりでも良いんじゃないかなと思う人がとても多い印象を、私自身養成所に通っている時から、そして何社かの養成所を講師側の立場で見学した事からも受けました。
皆んなと一緒に習っている事の安心感。皆んな友達。習っている事で満足。という、どこか「馴れ合い」を感じたのです。
私は他と違うんだ！という気持ちを常に持ち続けてレッスンに臨んで下さい。見ている側には分かります。選ばれる人を目指さなければなりません。
【4.常に謙虚であれ】
育ってきた時代もあるのだと思いますが、気遣いが無い方が増えてきているなと、普段街を歩いていて、そして身近なシーンで言えば、レッスン前の共有スペースや、誰かが自主練で使い終わったレッスン室を見て感じる事があります。
自分だけが良ければ良いんだという考えは捨て、他人のことを考えられるようになりましょう。
そもそも演技とは、自分の台詞の言い方などでなく、相手の台詞をよく聞く事の方が大切です。又、何処で誰に見られているかも本当にわかりません。自戒の念を込めて。
【5.最適な環境を追い続けろ】
私が初めてレギュラー番組を獲得する事が出来たのは３社目の事務所でした。１社目で声優としてデビューをさせていただきましたが、その後方向性が異なり移籍。２社目では思っていたような仕事が見込めず、そしてマネージャーとも反りが合わずにまた移籍。３社目で念願のテレビナレーションデビュー、レギュラー獲得を果たす事が出来ました。
タイミングや運の要素がとても大きいとも思いますが、相性というのが絶対にあると思います。自分がより輝けるであろう環境を、実績や所属者などを参考にし、追い求めて下さい。
サッカー元日本代表の本田圭佑さんも仰っていました、「環境にこだわれ」と。
さて、２度に分けてお届けしました「私が常に考えている事」。
「前に進めてんのかなぁ…。」とか思った時にでも是非見返してみて下さい。
へば。
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